昨季優勝の徳島ISにドラフト候補捕手、甲子園経験の社会人外野手などが加入
小山 一樹と伊藤優希
昨年、四国アイランドリーグplusを制した徳島インディゴソックスにまたも楽しみな選手が入団した。
まず1人目が小山一樹(済美出身)だ。済美時代は高校通算17本塁打を放った強肩強打の捕手として注目され、上武大に進学したが、故障の影響で中退。その後、兵庫ブルーサンダーズで2年間プレーした。NPB指名を狙った昨年は23試合、打率.436、1本塁打、10打点、得点圏打率.346、OPS1.044と好成績を残した。
アイランドリーグ入りする捕手の中では久々の大物といっていいだろう。ドラフト候補揃いの投手陣をどうリードし、打撃面でどう成果を残すかが、注目される。
さらに伊藤優希(駒大苫小牧出身)も入団した。50メートル5秒8の俊足を武器にする快速外野手で、高校時代は3年春センバツ出場。2試合で7打数4安打を記録し、注目を浴びた。卒業後は亜細亜大へ進学。レギュラーは獲得できなかったが、俊足巧打の外野手として存在感を示し、社会人・北海道ガスで2年間プレーした。今年は25歳シーズンとまさに退路を断ってラストチャンスに臨む。
高校、大学、社会人と厳しい環境で揉まれてきた伊藤の存在は徳島インディゴソックスにとっては良い影響を与えそうだ。
さらに守備センスの高いショートストップ・波間空良(札幌東陵-北海学園大)も期待が高い。
果たしてこの3人はシーズンでどんな活躍を見せるのか楽しみである。