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高校時代、大型スラッガーとして騒がれた森口 壽樹(磐田東出身)氏が一軍の試合に出場できるNPB審判員に!

2020.12.24

高校時代、大型スラッガーとして騒がれた森口 壽樹(磐田東出身)氏が一軍の試合に出場できるNPB審判員に! | 高校野球ドットコム
高校時代の森口 壽樹さん(磐田東出身)

 日本野球機構(NPB)は、2021年1月1日付で新たにNPB審判員1名、育成審判員1名と契約したことを発表した。

 その中で森口 壽樹氏の名前があった。森口氏は静岡の高校野球ファンにとっては懐かしい名前かもしれない。2010年~2012年にかけて活躍した磐田東の左の強打者だ。186センチ90キロとまさに豪快な体格だった。

 2年夏は決勝戦まで勝ち進み、惜しくも静岡に破れたが、決勝戦では本塁打を放っている。最後の夏は投手も務め、投打で牽引する存在となっていたが、2回戦敗退で終わっている。卒業後、国士舘大を経て、第4回NPBアンパイアスクールを受講。2017年には四国アイランドリーグplusで経験を積み、2018年1月1日からNPBファームの試合に出場できるNPB育成審判員に昇格。約2年の修行を積んで、2021年から一軍の試合に出場することが可能なのが「NPB審判員」となる。

 ここから長い修行に入ることになれば、高校時代、スラッガーとして騒がれた選手がこうして野球界を支える立場になったのは感慨深いものがある。

 いつか一軍の試合で森口氏の名前が刻まれる日が訪れることを心待ちにしたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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