高校通算50本塁打の井上朋也がソフトバンクに1位指名！花咲徳栄は6年連続でプロ。そして初の高卒ドラ1！

福岡ソフトバンクに1位指名を受けた井上朋也（花咲徳栄）

　26日、花咲徳栄の高校通算50本を誇るスラッガー・井上 朋也（花咲徳栄、3年）が福岡ソフトバンクに1位指名を受けた。これで同校からは6年連続でドラフト指名選手を輩出。また同校の1位指名の選手は初めてとなった。

　中学時代は奈良県の生駒ボーイズでプレーし、ボーイズ日本代表を経験。花咲徳栄に入学すると、1年春から7番右翼手としてレギュレーに抜擢された。2年冬からは主将を務め、三塁手へコンバートにも挑戦した。

　17時過ぎから始まったドラフト会議では近畿大の佐藤 輝明を抽選で外した福岡ソフトバンクが外れ1位で井上を指名。ソフトバンクは2009年の今宮 健太（明豊出身）以来の高卒内野手の1位指名となった。

　1位指名に井上は「投打ともにトップクラスの球団からこのように高い評価をしていただいたので、期待に応えたいです」とコメントした。

　岩井隆監督は「早くから試合に出始め、人間的な成長が一番大きい」と井上の2年半を振り返った。

　晴れてプロ野球選手の道に進む井上に「今日初めて井上君の背中が大きく見えました。これからももっともっと大きくなって、いい社会人になってください」とエールを送った。

　内・外野どちらも経験のある井上は「選ばれたポジションで」と、選手層の厚いソフトバンクではどのポジションでもこなしていく姿勢をみせた。高校生野手とししては一番早く名前を呼ばれ、この世代ナンバーワンという評価となった井上。これからの井上朋也の活躍にも注目だ。

【花咲徳栄の2020年〜2015年で指名を受けた選手】
2020年　井上 朋也　福岡ソフトバンク1位
2019年　韮澤 雄也　広島東洋4位
2018年　野村 佑希　北海道日本ハム2位
2017年　西川 愛也　埼玉西武2位
2017年　清水 達也　中日4位
2016年　高橋 昂也　広島東洋2位
2016年　岡﨑 大輔　オリックス3位
2015年　大瀧 愛斗　埼玉西武4位（登録名：愛斗）

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