2メートル左腕・今西拓弥(広陵出身)など190センチ越えの大型候補たち【大学生編】
今西拓弥(広島広陵―早稲田大)
10月26日に開かれるプロ野球ドラフト会議。2020年も様々な選手たちがプロ志望届を12日までに提出し、当日の吉報を待っているが、毎年将来性を見越して大型選手を獲得する球団も少なくない。
2012年の大谷 翔平(花巻東出身)や藤浪 晋太郎(大阪桐蔭出身)をはじめ、2019年であれば甲子園出場はないが、大型遊撃手として紅林 弘太郎(駿河総合出身)などが指名されてきた。前回は190センチを超える高校生たちを紹介したが、今回は大学生で190センチを超える選手たちをピックアップしていきたい。
【大学生】
河村 説人(白樺学園-星槎道都大)
192センチ 87キロ
今西 拓弥(広島広陵-早稲田大)
200センチ 92キロ
松田 康甫(金沢-拓殖大)
193センチ 86キロ
福島 雄大(佐賀東-九州共立大)
190センチ 91キロ
丸山 翔大(小倉工-西日本工大)
192センチ 80キロ
藤野 幹大(福岡第一-日本文理大)
191センチ 77キロ
大学生は6名が190センチを超えていた。この中で実績を残しているのは、星槎道都大の河村説人(白樺学園出身)ではないだろうか。2019年11月に愛媛県で開催された大学日本代表の選考合宿に呼ばれている実力者。最速150キロを計測するストレートを軸に、カットボールやフォークといった変化球も織り交ぜる期待の右腕。
ドラフト最注目投手・早川隆久とともに、東京六大学の早稲田大で4年間腕を磨いた今西拓弥(広島広陵出身)は2メートルの大台に到達しているサウスポー。秋のリーグ戦でも登板しており、最速は147キロを計測する。高校時代は名門・広島広陵で過ごし、早稲田大進学後に急成長。一躍ドラフト戦線に躍り出てきた。
熾烈極める東都大学野球の二部に所属する拓殖大の松田康甫(金沢出身)も193センチと大きな体格の持ち主。
西の方では、福岡六大学野球に所属する九州共立大の福島雄大(佐賀東出身)や九州地区大学野球に属する西日本工大の丸山翔大(小倉工出身)、日本文理大の藤野幹大(福岡第一出身)が190センチを超えている。
スケールはもちろんだが、即戦力としても期待を寄せられる大学生。この中からプロへの扉を開くのは果たして誰なのか。26日のドラフト会議の結果を待ちたい。