【愛媛】松山商、松山聖陵らの初戦は?県大会の組み合わせ決まる!<トーナメント表>
松山商のエース・松崎 来雅(2年・左投左打・169センチ72キロ)
2020年9月23日(水)15時より、愛媛県松山市の「にぎたつ会館」において「令和2年度(第73回)秋季四国地区高等学校野球愛媛県大会」の組み合わせ抽選会が開催された。
大会は9月26日(日)に愛媛県宇和島市の丸山公園野球場]、今治市にある今治市営球場ほか4会場で開幕。翌27日(日)には愛媛県松山市の坊っちゃんスタジアムと愛媛県西条市の西条市ひうち球場で準々決勝を開催。シード校同士が勝ち上がった場合、第1シードと第4シード、第2シードと第3シードが激突する準決勝は10月3日(土)に坊っちゃんスタジアムで、決勝戦と10月26日(土)より高知県で開催される「第73回秋季四国地区高等学校大会」の第3代表を決める代表校順位決定戦は翌10月4日(日)に同じく坊っちゃんスタジアムで行われる。
会場には地区予選を勝ち抜いた16校(東予6・中予6・南予4)の責任教師と主将が集結。抽選会ではまず例年通り各地区のシード校1校ずつ(東予地区:小松、中予地区:新田、南予地区:宇和島東)を地区ごとの責任教師協議により選出し、残りの13校から4校目のシード校を選出(聖カタリナ学園<中予地区>)。その後、シード順位を責任教師の投票により行った結果、シード順は第1シード・新田、第2シード・聖カタリナ学園、第3シード・小松、第4シード・宇和島東の4校となった。
その後、残りの12校が会場到着順に予備抽選くじを引いた後、本抽選を行った結果、別表の通り組み合わせが決定。1回戦では高校通算13本塁打の古和田 大耀が4番・捕手・主将に座る第1シード・新田が今治東と、170センチ58キロで最速144キロを叩き出す右腕・櫻井 頼之介(2年)と50メートル6秒1の俊足遊撃手・川口 翔大を擁する第2シード・聖カタリナ学園はフルスインガー・池田 竜太朗(2年・中堅手)を擁する今治西との対戦が決定。第3シード・小松は夏の「令和2年度愛媛県高等学校夏季野球大会」で大敗を喫した新居浜商との因縁対決、第4シード・宇和島東は川之石との南予対決が緒戦となった。
さらに、ノーシード校同士の対戦も注目カードが続々。
旧チームからのショートストップを張る松山聖陵・土井 康生(2年主将・右投右打・167センチ59キロ)
まず松山商は西条との名門校対決が緒戦。松山商主将の平岡 琢朗(2年・二塁手)が「(左腕)松﨑 来雅(2年)を中心とした守備を中心に一戦ずつ闘いたい」と語れば、東予地区予選2試合を50メートル5秒8・プロ注目の左投左打スラッガー・尾﨑 颯汰朗(3年)の特大アーチなどで勝ち抜いた西条の守谷 勘汰(2年・二塁手)は「打ち勝つチームを目目指している中、2試合連続二けた得点はよかったと思う。県大会では投手力含めてバランスよく戦っていきたい」と話している。
また、令和2年度愛媛県高等学校夏季野球大会を制した松山聖陵の初戦は丹原。松山聖陵は旧チームから選手がほぼ入れ替わっており、最速136キロ右腕・永井 滉大(2年)、スピードスターの別宮 涼斗(2年)ら個性的なタレントが多い丹原相手には相当な苦戦を強いられそうだ。
さらに1年夏から主力だった選手たちが最終学年を迎える北宇和と、南予地区予選で帝京第五に競り勝った吉田との「南予公立校戦」、松山城南と松山北の「松山私学vs公立対決」も注目。準々決勝以降も好カードが予想され、秋季四国大会出場3校を巡る戦いは激烈なものとなること必至である。
なお、愛媛県高野連は今大会より一般観戦者の入場を認めることを決定。ただし、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、球場入場時に観戦記録表の記入義務付け。入場時の検温とマスクの着用を義務付け。メガホンの持ち込みと発声・組織的応援は禁止。また、来場の際には同連盟HP内でダウンロードできる感染記録表の事前記入と筆記用具の持参を推奨している。
■大会の組み合わせ・応援メッセージ
令和2年度(第73回)秋季四国地区高等学校野球愛媛県大会
東予地区
中予地区
南予地区