2軍で腕を磨く高卒2年目の若鯉・林晃汰(智辯和歌山出身)次世代のスラッガー候補がファームで大暴れ
智辯和歌山時代の林晃汰
佐々岡真司新監督が就任し、新体制でスタートした広島カープだが、9月7日の試合終了時点で最下位に沈んでおり、苦しい状態だ。シーズンも後半戦に突入しており、上位進出へ1つでも勝ち星を積み重ねていきたいところだが、ファームでブレーク間近の選手がいる。
それは2年目のスラッガー・林晃汰(智辯和歌山出身)。ここまでで打率.279でリーグ4位の成績だが、それ以外の部門を見ても抜けた成績を残している。
打率.279(リーグ4位)、安打43(リーグ3位)、本塁打6(リーグ1位)、打点25(リーグ1位)、得点21(リーグ2位)、長打率.448(リーグ2位)
※データは9月7日時点
ほとんどがリーグトップの成績をマークしており、OPS.783という数字を残している林。ゆったりと足を小さく上げて、余裕をもってボールを待ち、深い懐までボールを呼び込んでボールを捉える。打席の中で見せる風格はスラッガーそのものだ。
3月の時点でもふれたが、高校時代に比べてフォームはシンプルになったが、ドラフト時よりも体重が7キロ増えたことで、身体そのものにパワーがついた。その力を下半身主導で動かしていくことで、きっちりとボールに伝えられている。
カープは現在、チーム打率.265という成績を残している。チームの本塁打も68本とリーグ2位の成績だが、チームの起爆剤となるのか。林の昇格を楽しみに待ちたい。
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