試合レポート

大島vs沖永良部

2020.07.09

國本、大会初アーチでダメ押し・大島

 両者無失策の引き締まった好ゲームだった。

 先制したのは鹿児島大島。3回表一死から9番・大山武蔵(3年)、1番・國塚耕介(3年)の連続二塁打で先手を取った。
 5回までは鹿児島大島・藤﨑右京(3年)、沖永良部林一輝(3年)、両エースの好投でテンポ良く試合が進んだ。

 均衡が破れたのは6回だった。大島は一死一二塁とチャンスを作り、4番・藤本涼也主将(3年)のセンターオーバー二塁打、5番・藤崎のライト前ヒット、連続タイムリーで3点を挙げて突き放した。7回にも1点を加点した。

 劣勢に立たされた沖永良部だったが7回裏、二死二三塁と初めて三塁まで走者を進めると、9番・玉利卓巳(2年)のレフト前タイムリーで1点を返した。

 9回表、鹿児島大島は1番・國塚が大会第1号の2ランを放ってダメ押し。8回まで投げた藤崎は10奪三振の好投だった。

(文=政 純一郎

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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