エース・松田 遼馬がプロ入り!2011年に選抜初出場を果たした波佐見ナインのその後
高校時代の松田遼馬
夏の甲子園、今春開催予定だった選抜大会の代替大会が続々と決定するなど、ようやく高校野球界にとって明るい話題が湧き上がっている。そこで、ここではこれまで甲子園を盛り上げたチームと選手を振り返り、彼らのその後を追っていく。
今回は、2011年に選抜初出場を成し遂げた長崎の波佐見ナインのその後を紹介する。
投手 松田 遼馬 3年(阪神-福岡ソフトバンク)2011年5位
内野手 山口 優大 3年(近畿大)
内野手 橋口 隼 3年(西日本工業大)
内野手 小峰 史也 3年(西日本工業大)
内野手 柴山 純平 3年(東京ガス-ゴールドジム・ベースボールクラブ)
内野手 田中 航輔 2年(西日本工業大)
外野手 小野 丈一郎 2年(城西国際大)
外野手 志田 大将 3年(日本文理大)
エース・松田 遼馬は初戦の横浜戦では、近藤健介(現北海道日本ハム)と乙坂智(現横浜DeNA)、2年の柳裕也(現中日)とタレント揃いの強豪相手に1失点の完投勝利を記録。選抜全2試合で18回を投げ3失点と好投した。2011年のドラフトで阪神に5位指名を受け入団。セットアッパーとして阪神救援陣の一角を担った。2018年からはソフトバンクでプレー。昨シーズンはキャリアハイとなる51試合に登板。プロ8年目を迎える今季は昨シーズンを超える飛躍に期待。
高卒で社会人の東京ガスに進んだ遊撃手の柴山 純平は6年間プレーする。その後、2018年からゴールドジム・ベースボールクラブで硬式野球を継続。
2番の橋口 隼、3番の小峰 史也、2年生でベンチ入りを果たした田中 航輔は西日本工業大に進学。田中は2年春にリーグ打点王に輝いた。
エース・松田 遼馬を筆頭に、高校野球引退後も活躍を続ける波佐見ナインたち。今後の彼らの活躍にも注目していきたい。
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