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勢いが止まらない栗原陵矢、岡本和真!1軍デビューした岸潤一郎ら2014年U18日本代表の現在は?

2020.07.09

勢いが止まらない栗原陵矢、岡本和真!1軍デビューした岸潤一郎ら2014年U18日本代表の現在は? | 高校野球ドットコム
左から岡本和真、栗原陵矢、岸潤一郎

 開幕戦でサヨナラ打を放って一役名を広げた栗原陵矢の勢いが止まらない。8日の楽天戦で1番レフトでスタメン出場を果たすと、ホームランを含む5打数1安打。今シーズンは打率.310、4本塁打、15打点と、プロ6年目の今年はキャリアハイを狙える勢いだ。

 高校時代はU18代表にも選出された栗原だが、チームメイトにはセ・リーグで大活躍するスラッガー・岡本和真。さらに、先日1軍デビューを果たした岸潤一郎などがいた。今回は2014年のU18日本代表の現在を見てみた。

【投手】
岸潤一郎明徳義塾-拓殖大中退-徳島インディゴソックス-埼玉西武ライオンズ)
森田駿哉富山商-法政大-Honda鈴鹿)
山城大智沖縄尚学-亜細亜大-トヨタ自動車)
飯塚悟史日本文理-横浜DeNAベイスターズ)
高橋光成前橋育英-埼玉西武ライオンズ)
小島和哉浦和学院-早稲田大-千葉ロッテマリーンズ)

【捕手】
栗原陵矢春江工-福岡ソフトバンクホークス)
岸田行倫報徳学園-大阪ガス-読売ジャイアンツ)
岡田耕太敦賀気比-駒沢大-JFE東日本)

【内野手】
安田孝之明徳義塾-大阪学院大)
吉田有輝履正社-明治大-JR東海)
安里健沖縄尚学-亜細亜大-スリーボンド<軟式>)
峯本匠大阪桐蔭-立教大-JFE東日本)
岡本和真智辯学園-読売ジャイアンツ)
香月一也大阪桐蔭-千葉ロッテ)

【外野手】
脇本直人健大高崎-千葉ロッテ-相双リテック<軟式>)
徳本健太朗(龍谷大平安-青山学院大-トヨタ自動車)
浅間大基横浜-日本ハム)

 18名のメンバーのうち、現在もプロの世界で活躍する選手が9名と半数を占める。先述した岡本が抜きんでた活躍だが、その岡本と現在チームメイトなのが岸田。激しい正捕手争いを繰り広げており、これからのブレークに期待がかかる。

 またセ・リーグには横浜DeNAで奮闘する飯塚がいる。2017年から毎年1軍で登板はしているものの、2019年は白星を掴めぬままシーズンを終えた。2020年はブレークのキッカケとなる1年にしたい。

 一方、パ・リーグは栗原を含め6人がプレー。先日1軍デビューした岸と、2013年の甲子園優勝投手・高橋はリーグ3連覇を目指す埼玉西武でプレー。高橋はルーキーイヤーの2015年に1軍で登板しており、完封も経験している。昨年は自身初の2桁勝利を記録しており、今年は真価が問われるところだ。

 また2013年の選抜優勝投手・小島と香月は千葉ロッテで奮闘中。1軍定着に向けてそれぞれが自己研鑽を重ねている。

 プロに進んでいない9名の中で、「琉球のライアン」と称された山城と名門・龍谷大平安でプレーしていた徳本がトヨタ自動車で継続中。また、JFE東日本では敦賀気比出身の岡田や、大阪桐蔭で夏の甲子園優勝を経験した峯本がプレーをしている。

 さらに、法政大で1年生ながら春季リーグ戦で開幕投手を務めた森田。そして履正社、明治大と強豪を渡り歩く吉田が社会人で現役を続けている状況だ。プロ、社会人に関係なく、今後も互いが刺激を与えあい、さらなるレベルアップをしてくれることを期待したい。

※記事の掲載者、掲載者の現所属、記録の事実につきましては報道各社発表の新聞記事、各野球連盟が発表する大会記録、各チームの所属調査、関係者取材により確認ができたものより掲載をしております。そのため、この情報が全ての情報ではなく、情報の一部となりますことご了承ください。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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