小笠原や郡司など 2015年夏の決勝を戦った東海大相模、仙台育英戦士たちから6名がNPB入り!
中日でチームメイトとなった小笠原 慎之介(東海大相模出身)と郡司 裕也(仙台育英出身)
2015年夏、第97回大会は東海大相模が45年ぶり2度目の全国制覇を達成。その後、二枚看板小笠原 慎之介と、吉田 凌がプロ入りを果たすなど、甲子園優勝校ナインとして申し分ないキャリアを歩み続ける。そして決勝戦で戦った仙台育英ナインも昨年のドラフトで郡司 裕也が指名を受け、NPB入りを4名輩出した。今回は2015年の夏の決勝戦を戦った東海大相模と仙台育英の主な選手たちの現在地についてみていきたい。
【東海大相模】
小笠原 慎之介 3年(中日)2015年ドラフト1位
吉田 凌 3年(オリックス)2015年ドラフト5位
千野 啓二郎 3年(東海大-Honda)
宮地 恭平 3年(東海大-JFE東日本)
杉崎 成輝 3年(東海大-JR東日本)
豊田 寛 3年(国際武道大-日立製作所)
磯網 栄登 3年(国際武道大-日本通運)
【仙台育英】
平沢 大河 3年(千葉ロッテ)2015年ドラフト1位
佐藤 世那 3年(オリックス-横浜球友クラブ)2015年ドラフト6位
西巻賢二 1年(東北楽天-千葉ロッテ)2017年ドラフト6位
郡司 裕也 3年(慶應大-中日)2019年ドラフト4位
青木 玲磨 3年(TDK-栃木ゴールデンブレーブス)
東海大相模ナインは、プロ入りを果たした小笠原、吉田の他に、決勝戦のスタメンの1番から5番までが社会人の舞台に足を踏み入れた。しかも、しかもこの5名はそれぞれ進学した東海大、国際武道大で全国の舞台を経験。大学での全国制覇は達成できなかったが、東海大の3名は全国ベスト4に2回、国際武道大の2名は全国準優勝を2回と輝かしいキャリアを積んだ。
仙台育英ナインは、U-18日本代表でも正遊撃手を務めた平沢 大河を筆頭に、4名がNPB入り。1年生でベンチ入りを果たし決勝では代打で出場した西巻賢二は今季から千葉ロッテでプレーし、2つ上の先輩・平沢の背中を追う。今季から中日に入団した郡司 裕也は進学した慶應大で、明治神宮大会を優勝、昨秋のリーグ戦では三冠王を獲得など輝かしい経歴をひっさげプロの世界へ。2015年夏の決勝では対峙し、U-18日本代表では共に戦った小笠原 慎之介とチームメイトとなった。TDKでプレーしていた青木 玲磨は2019年シーズンから栃木ゴールデンブレーブスでプレー。今季からチームの主将に就任した。
今季が新たな舞台でのスタートという選手が多い、2015年夏の決勝戦を戦った東海大相模、仙台育英戦士たち。今後の活躍にも注目していきたい。
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