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【動画】大事なことは軸足の股関節にアリ!西武、横浜で活躍した土肥義弘氏(春日部共栄出身)による、踏み込む足のポイント

2020.06.01

 高校時代は春日部共栄の9年ぶりの夏の甲子園出場に貢献。それからプリンスホテルと渡り歩き、1997年のドラフトで西武ライオンズから4位指名を受けてプロ入りした土肥義弘さん。西武と横浜ベイスターズで合わせて13年間プレーし、31勝を積み重ねる。2010年のオフに海外FAでメジャーに挑み、2015年からは古巣・西武の1軍投手コーチを務めて、菊池雄星らを育てた土肥さんが過去に解説した踏み込む足ついて再び紹介します。

 今回はピッチャーの踏み出す足について解説していきます。
 これによって力のバランスや分配が変わりますが、まずどこに踏み出せばいいのか。それはプレートに対して直角、踵からホームへ真っすぐ踏み出せることが理想です。ただ、半歩内側に踏み出しても力が入るので問題はないですが、外側の場合は力が逃げてしまい、腕だけで投げてしまう要因になりますので、避けてほしいです。

 そして歩幅に関しては、目安は6歩から6歩半です。この歩幅が一番力が入り、腕を操作しやすいです。もし最初は踏み出す位置がわからなければ、線を引いて目印を作るのも良いと思います

(動画を見る)

 またインステップについてですが、内側に踏み込み過ぎると、綺麗に回転できずに身体は苦しい状態になります。その結果、シュート回転が増えて、肩や肘に負担が増えることになります。

 これを治すには、踏み出す足で操作するのではなく、軸足の股関節を意識する必要があります。インステップは、股関節の引き込みが綺麗に出来ずにそのまま行くことが原因に多いです。ですので、綺麗に真っすぐ出せるようにすれば改善できます。

 もう1つポイントは、プロでも議論になる着地は踵からなのか。それともつま先からなのかについてです。ただポイントはそこではなく、最終的に母指球に力が入ることが大事ですので、それができればどちらでも問題はないです。

(動画を見る)

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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