過去5年のベストナイン受賞者をドラフト経歴別で集計!高卒が圧倒的!
2016年、投手と指名打者で史上初の2部門で選出された大谷翔平(現エンゼルス )
6月19日に開幕する今季のプロ野球。シーズン開幕を待ち遠しく思うファンも多いのではないだろうか。今季も数々の記録や選手の活躍ぶりに大いに期待したい。そこで今回は過去5年のベストナインを受賞した選手に焦点を当ててみる。ベストナイン受賞選手をドラフトの経歴別でみていく。
対象:2015~2019年シーズンでのベストナイン受賞者述べ95名(2016年の大谷翔平の2部門受賞も2名と換算)
過去5年のベストナイン受賞者<ドラフト経歴別>
結果は高卒が54名、大卒が22名、社会人卒が8名、独立出身が1名、外国人が10名で、高卒選手が半数以上だった。
高校生はスケールが大きい逸材が上位に指名されやすく、やはり期待通りに成長すれば、見返りも大きい。これからもスケールが大きく、なおかつ完成度の高い高校生は人気になりそうだ。
出身校別では大阪桐蔭から5名、次いで東海大相模、花巻東、東福岡、光星学院(現八戸学院光星)、PL学園から2名ずつが複数名の出身校と、球界を代表する名選手を多く輩出する大阪桐蔭のイメージ通りの圧倒的な結果となった。
また、独立出身選手として唯一、2016年に角中勝也(2度目)が受賞を果たしている。1度目は2011年で、この時が独立出身選手初の受賞となった。
今年はどんな結果となるのか、まずは来たる開幕の日を楽しみにしたい。
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