田中俊太(現・巨人)ら、スタメン中3名がプロへ!2011年センバツ覇者、東海大相模Vナインのその後
左から田中俊太、菅野剛士、渡辺勝、佐藤大貢
今春の選抜大会が開催中止となり、高校球児だけでなく、高校野球ファンものショックは大きかったのではないか。そこで、これまで甲子園を盛り上げたチームの選手のその後を紹介していきたい。
2011年、第83回選抜大会で5試合46得点の強打をもって優勝した東海大相模。
前年の夏、第92回選手権大会では決勝で島袋洋奨擁する興南の前に敗れ準優勝だった。2季連続で甲子園の決勝の舞台に立ち、14安打6得点で九州国際大付を圧倒し前年夏の借りを返した。
そんな2011年の東海大相模ナインの、第83回大会決勝、九州国際大付戦でスターティングメンバーとして出場した選手の現在地についてみていきたい。
【決勝・九州国際大付戦オーダー】6対1 ◯
1(右)渡辺 勝 3年
2(中)臼田 哲也 3年
3(二)田中 俊太 3年
4(捕)佐藤 大貢 3年 主将
5(左)菅野 剛士 3年
6(一)森下 翔平 2年
7(三)磯網 遊斗 2年
8(遊)橋本 拓磨 3年
9(投)長田 竜斗 3年
1(右)渡辺 勝 3年
東海大-中日(2015年育成ドラフト6位)
2(中)臼田 哲也 3年
東海大-東京ガス
3(二)田中 俊太 3年
東海大-日立製作所-読売(2017年ドラフト5位)
4(捕)佐藤 大貢 3年 主将
東海大-高校自衛隊千歳
5(左)菅野 剛士 3年
明治大-日立製作所-ロッテ(2017年ドラフト4位)
6(一)森下 翔平 2年
東海大-日立製作所
7(三)磯網 遊斗 2年
東海大
8(遊)橋本 拓磨 3年
東海大
9(投)長田 竜斗 3年
亜細亜大
この決勝戦のオーダー9名の中で、1番・右翼の渡辺 勝 、3番・二塁の田中 俊太、5番・左翼の菅野 剛士の3名がプロ入りを果たした。
また、6番・一塁の森下 翔平は東海大から日立製作所へ進み、侍ジャパン社会人代表に選出され、第29回BFAアジア選手権にて、主に3番・一塁として出場し準優勝に貢献した。
春夏通算4回の優勝、3回の準優勝を誇る名門・東海大相模。2011年春の優勝メンバーたちの今後の活躍にも注目したい。
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