高校野球の春季兵庫大会中止 明石商、報徳学園など秋季大会上位4校の監督に聞く
狹間善徳監督
春季兵庫大会は30日に中止決定。その後、秋季兵庫大会上位4校の監督に電話でお話を伺った。
報徳学園・大角健二監督
「残念です。現状では仕方がないが、子供たちがかわいそうですね。3月24日から練習を再開しましたが、4月8日までは試合ができない状況でした。今日の通知を受けてまたどうなるか決まると思います。」
明石商・狹間善徳監督
「日本だけじゃなくて、世界中がこういう状況になっている。その中で、高野連としても判断されたと思います。命が一番大事。自分たちとしてはやれることをやっていくだけです。」
神戸国際大附・青木尚龍監督
「今回から秋の近畿大会に出場したチームは地区大会免除で県大会出場でした。春の地区大会開催がどうなるかと思っていましたが、残念です。夏へ向けて選手のメンタル的に、気持ちの持って行きかたが難しくなってくるのではないでしょうか。」
長田・永井伸哉監督
「練習時間が少ない中で、プラス思考に変えてやっていくしかないですね。勉強とクラブの両立がいつも以上に問われる。選手には、夏へ向けても状況は少し改善されることはあるかもしれないが、今の状況に少し毛が生えた程度になることは覚悟しようと伝えました。」
(取材=松倉 雄太)
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