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新型コロナはドラフトにも大きく影響するか?プロ、アマチュアにとっても苦しい1年に

2020.03.28

新型コロナはドラフトにも大きく影響するか?プロ、アマチュアにとっても苦しい1年に | 高校野球ドットコム

 新型コロナウイルスの感染者は増え続ける一方。プロ野球では感染者が発覚し、4月24日開幕と厳しい雰囲気となり、また練習試合の中止も相次いでいる。アマチュア野球も大きな影響を受けている。まず高校野球は27日までに1都7県の春季全日程の中止を発表、大学野球も開幕延期が相次ぎ、社会人野球は多くのJABA地方大会が中止。この地方大会は日本選手権出場にも関わる大会で、この中止は非常に痛い。

 この事態が続くと、今までのような野球界の流れは厳しくなる。

 そこで一番懸念されるのはドラフトだろう。まずNPB側は143試合開催ができず、もし開催して、1万人以上を集客できない状況が続いた場合、大減収は間違いなく、指名人数、契約金も絞らないといけない状況となる。

 またアマチュア側は公式戦でアピールする機会が少なくなるため、評価を上げにくい。特に高校野球は多くの大会が中止となっている。春季大会のアピール次第でプロ志望を考えていた球児たちにとっては影響大だ。

 そして社会人野球は都市対抗、日本選手権以外だと、JABA地方大会でアピールして地道に評価を挙げる選手が多い。そういう機会が失われたことは痛い。

 大学野球はオープン戦が開催されており、スカウトも視察している情報もあるが、やはり公式戦開催を望みたいところだ。

 さらに独立リーグもBC、四国ともに開幕が遅れており、厳しい状況が続いている。

 通常開催ができる状況になるまで、今は我慢のときに入っている。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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