大学選手権42回出場の強豪・福井工業大の新入生で期待したい7名の逸材たち
巧打者・板坂 豪太（近江）
近年、強豪校の選手も入学し、年々レベルが高まっている北陸大学野球連盟。その中で圧倒的な強さを見せているのが福井工業大だ。昨年、9年連続42回目を果たした。新入生を迎え、今年は137名の大所帯だ。
今年の新入生の中で逸材と呼べる選手を7名紹介したい。まず投手では飯山の甲子園出場に貢献した岡田恵太だろう。技巧派左腕として完成度は高く、活躍が期待できそうだ。長身右腕の根本大蓮（松山聖陵）も大化けを期待したい選手だ。
捕手の西井 星矢も小柄ながらパワフルなスイングから強烈な打球を飛ばす左打者。確実性の高いスローイングも魅力だ。安田陸（明徳義塾）は1年生から正捕手として活躍を見せる経験豊富な捕手。鈴木遼（京都翔英）は豪快なフルスイングから本塁打を連発するスラッガー。打撃のレベルは全国レベルで、この打撃力を評価して他のポジションで出場される選手ではないだろうか。
内野手では板坂 豪太（近江）に昨春の近畿大会決勝戦では5打点の活躍を見せ優勝に貢献した巧打者。
外野手では硲裕二郎（智辯和歌山）に注目だろう。公式戦ではレフトスタンドへ運ぶなど軸がぶれず、最短距離で振りぬく高い打撃技術が光る左打者だ。
新入生が上級生に負けない活躍を見せ、さらに強いチームになることを期待したい。
（文＝河嶋 宗一）
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