News

飯塚 脩人(習志野)を筆頭に早稲田の新入生で注目したい13人の逸材たち

2020.03.31

飯塚 脩人(習志野)を筆頭に早稲田の新入生で注目したい13人の逸材たち | 高校野球ドットコム
ティーバッティング中の熊田 任洋(東邦出身)

 東京六大学の新入生が東京六大学野球連盟のホームページで公開された。早稲田大も50人近くの選手が入部するが、今回はその中で13人の逸材を紹介したい。

飯塚 脩人(習志野)
投手陣で最も期待されるのは最速152キロ右腕・飯塚投手です。習志野高校時代は主にリリーフエースとして活躍し、常時140キロ後半の速球、スライダー、スプリットの精度の高さ、メンタルの強さはドラフト上位で指名された高校生右腕と比較しても負けていないものがある。コンディションが万全ならば活躍が期待できそうだ。

清水 大成履正社
昨夏の甲子園優勝の履正社のエースとして活躍した清水投手は最速145キロの速球、切れのあるスライダー、カーブを武器にする本格派左腕。

齋藤 正貴佐倉
全国的には無名ですが、激戦区の千葉県で、秋、春と二季連続でベスト16入りした左腕。ストレートの球速は130キロ前半ですが、フォームが素晴らしく、スライダーのキレも絶品。大化けの可能性を持った左腕だ。

伊藤 大征早稲田実業
高校1年時から140キロ近い速球を投げ込む右腕として活躍し、2年秋は東京代表に選ばれ、140キロを超える速球を武器に活躍した。この4年間でどこまでパワーアップできるか、注目が集まる。

生沼 弥真人早稲田実業
高校1年春から招待試合を経験するなど活躍を期待された大型野手。東京代表に選ばれ、抜群のキャプテンシーでチームを牽引。木製バットに対応できる打撃力だけではなく、一塁・三塁・外野手も守れるユーティリティぶりが魅力。

熊田 任洋東邦
熊田選手は1年夏から14打数7安打の活躍を見せるなど、中日入りした石川昂弥選手とともに活躍。そして3年春は4番ショートとして、センバツ優勝を経験。さらにU-18代表に選ばれ、木製バットに対応し、熊田選手らしいバットコントロールの高さを披露していた。

今年の新入生の中で、ただ1人、背番号を与えられている。取材日でも1年生野手では唯一、Aチームの練習をこなし、ノック、打撃で上級生に負けない内容を見せていた。

野村 健太山梨学院
高校通算53本塁打を誇る大型スラッガーで、昨年の選抜でも2本塁打を放ち、自慢の長打力をアピールした。木製バットに対応し、今度は神宮の舞台でも大暴れする。

森田 朝陽高岡商
高松商の主将としてチームを牽引し、夏の甲子園ベスト16。1番打者として甲子園3試合では14打数7安打を放つ活躍を見せた俊足巧打の外野手です。総合力の高さは光るものがあり、いずれはメンバー入する可能性を秘めている。

また他では外野手として活躍した茅野 真太郎早稲田実業)は捕手へ。高校通算20本塁打を誇るスラッガー・中村 将希鳥栖)は昨夏準優勝を経験。能力は高いものがある。また札幌第一出身の大坪 蓮弥は昨年のセンバツで3番レフトで出場した好打者。早稲田大摂陵出身の肥田 尚哉も大阪府内では注目を浴びていた右のスラッガー。

 
そして東筑出身の和久田 秀馬は2年春にセンバツ出場し、パワフルな強打が持ち味のスラッガーだ。

 選手たちは取材日の27日に挨拶を行い、基礎練習を行った。活動を再開して、再び大学野球で活躍する心技体を身に着け、ベンチ入りを狙う。

関連記事
大学野球ではキャンプ中止も 新型コロナへの対応に高校の野球部も再考を!
新型コロナは野球界にどんな影響を与えているのか?高校野球は中止決定地区も
新型コロナの影響でアマ野球界はスポニチ大会、大学代表選考合宿、オープン戦などが続々中止に…

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.16

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.06.16

【大阪】17日に抽選会!打倒・大阪桐蔭なるか、大阪学院大高や興國などはもちろん、ノーシードの履正社の対戦相手も注目<夏の甲子園県大会組み合わせ>

2024.06.16

青学大が中田、藤原のタイムリーで逆転に成功!1点をリードして後半戦へ!【全日本大学選手権決勝】

2024.06.16

【東北】17日に準決勝!近年強さが目立つ青森勢か、盛岡大附の復活Vなるか<地区大会>

2024.06.16

大阪工業大の新入生に八戸学院光星の二塁手、敦賀気比、東海大星翔の正捕手など甲子園組や近畿の逸材が入部!

2024.06.14

【福岡】九州国際大付は小倉商、東海大福岡は小倉南、春日は大川樟風、福岡大大濠は輝翔館と対戦【2024夏の甲子園】

2024.06.11

センバツ出場・東北のレギュラー左翼手がプロボクサー挑戦へ! エースはENEOS、主力は國學院大、国士舘大などへ進学【卒業生進路】

2024.06.16

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.06.14

15日に夏の甲子園抽選会!超激戦区・愛知が誇る逸材を一挙紹介!素材の宝庫・愛工大名電、中京大中京の149キロ右腕…そしてモイセエフはどこまで成長したのか?今年も全国クラスの逸材が点在!【注目選手リスト】

2024.06.11

【北海道】十勝支部は12日に抽選会!帯広大谷、白樺学園の初戦の相手に注目<夏の甲子園予選組み合わせ>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得

2024.05.31

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在34地区が決定、佐賀では佐賀北、唐津商、有田工、龍谷がシードに

2024.05.20

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在31地区が決定、宮城では古川学園、仙台南、岩手では盛岡大附、秋田では秋田商などがシードを獲得