開幕投手となった北海道日本ハム・有原航平(広陵出身)は1992年世代の出世頭!同世代で活躍している投手は?
広陵高校時代の有原航平
2月21日、北海道日本ハムは有原航平(広島広陵出身)投手が開幕投手を務めることをが発表した。
有原は2017年以来、二度目の開幕投手。昨年は自己最多の15勝を上げ、最多勝を獲得した。広陵時代は世代ナンバーワン右腕と評され、早稲田大でも最速156キロ右腕として注目され、4球団の競合の末、北海道日本ハムが交渉権を獲得し、入団。ここまで5年で通算52勝と、1年平均10.4勝と先発投手として安定した数字だ。
ただ気になるのは防御率。昨年は防御率2.46と2点台に収めたが、実は2点台なのは1シーズンだけで、他の3シーズンは4.50以上と課題を残す。速球、変化球の精度は素晴らしいものを持っているだけに、今年は2019年を上回る投球を期待したい。
そして1992年世代の出世頭としてぜひ成績を伸ばすことを期待したい。
最後に1992年世代で主な活躍を見せる投手を紹介したい。
千賀 滉大(蒲郡-福岡ソフトバンク)
55勝29敗1セーブ20ホールド 防御率2.78
山﨑 康晃(帝京‐亜細亜大‐横浜DeNA)
13勝17敗163セーブ36ホールド 防御率2.34
石田 健大(広島工-法政大-横浜DeNA)
24勝24敗10ホールド 防御率3.35
加藤貴之(拓大紅陵‐かずさマジックー北海道日本ハム)
23勝24敗5ホールド 防御率3.78
薮田 和樹(岡山理大付-亜細亜大-広島)
21勝9敗3ホールド 防御率3.69
高梨 雄平(川越東 – 早稲田大 – JX-ENEOS)
4勝5敗1セーブ44ホールド 防御率1.90
酒居 知史(龍谷大平安-大阪体育大‐大阪ガス‐千葉ロッテ-東北楽天)
12勝11敗21ホールド 防御率4.42
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