News

宮川哲など2019年はプロ2名を輩出の生駒ボーイズ 今年もプロ入りが期待できるドラフト候補が2人も!

2020.01.10

 宮川哲など2019年はプロ2名を輩出の生駒ボーイズ 今年もプロ入りが期待できるドラフト候補が2人も! | 高校野球ドットコム
新人合同自主トレに参加した宮川哲(写真は東芝時代)

 埼玉西武ライオンズは9日、メットライフドームに隣接するライオンズトレーニングセンター(新室内練習場)で新人合同自主トレスタートし、全9名の新人選手が参加した。
 ドラフト1位入団の宮川哲(東芝)は、キャッチボールで力強いボールを披露。早くも周囲の視線を独占し、即戦力して大きな期待を持たせた。

 東海大山形を卒業後、群馬県に本拠地を置く上武大学でプレーし、その後東芝へと入社した宮川であるが、実は出身は奈良県で中学時代は関西の名門・生駒ボーイズでプレーした。
 生駒ボーイズからは、慶應大の植田将太も千葉ロッテマリーンズから育成2位指名を受けており、2019年のドラフト会議では2名の選手を輩出したことになる。

 大阪桐蔭野球グランドの、目と鼻の先で練習を行っている生駒ボーイズは、以前から有力な選手を多く輩出しており、現在も多くの選手が高校、大学、社会人野球で活躍を見せている。
 そこで今回は、これからプロ入りの可能性を持つ生駒ボーイズ出身の選手を紹介していきたい。

 まず最もプロ入りへの期待が高い選手が、花咲徳栄井上朋也(2年)だ。入学直後から花咲徳栄でレギュラーを獲得し、現在まで高校通算で47本の本塁打を放っている。
 花咲徳栄は5年連続でプロ野球選手輩出を輩出しており、井上にかかる期待も大きい。

 また大学生では、大学日本代表にも選出されている東北福祉大の元山飛優(3年)と、履正社で選抜準優勝投手になった明治大の竹田祐(2年)がいる。
 元山は今年ドラフトイヤーを迎え、竹田もまた東京六大学野球で経験を積んでおり、プロ入りへ期待が高い選手だ。

 そして最後に紹介したいのが、今年から大阪ガスに入社予定の立教大の田中誠也(4年)だ。
 大阪桐蔭時代は選抜甲子園でベスト4に進出し、大学野球ではリーグ戦通算17勝を挙げた田中。経験豊富な技巧派左腕が、社会人野球でどんな活躍を見せるか見物である。

 その他にも、生駒ボーイズ出身の選手たちは全国の至る所で活躍を見せている。
 彼らが偉大な先輩たちの活躍に続くことが出来るか注目していきたい。

(記事=栗崎 祐太朗

関連記事
投手人生は高校から。社会人屈指の速球派・宮川哲(東芝)が154キロ右腕になるまで
スラッガー・野村の教えを胸に。花咲徳栄の4番を邁進する井上朋也
コントロールで生きる!自身のスタイルを確立させた大阪桐蔭時代 田中誠也(立教大)

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.14

【春季東京都大会総括】日大三、二松学舎大附など強豪校がノーシードの波乱! 新基準バットでも9本塁打の帝京が驚異の打力で王者に

2024.05.14

【2024夏全国ノーシード校一覧】二松学舎大附、履正社、智辯学園、沖縄尚学などビッグネームがノーシードで夏に挑む

2024.05.14

広島「今季新戦力の現状通信簿」、新外国人の復活はなるか!?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.13

大阪桐蔭、山梨学院、慶應義塾…強豪校・名門校の昨年度卒業生はどの進路を歩んだのか?【卒業生進路一覧】

2024.05.09

プロスカウトは190センチ超の大型投手、遊撃手、150キロ超右腕に熱視線!この春、浮上した逸材は?【ドラフト候補リスト・春季大会最新版】

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?