府立の星・村林一輝(東北楽天)が躍動!高校時代のライバル・吉田大喜(東京ヤクルト)の対戦は実現するか
左:吉田大喜 右:村林一輝
ウインターリーグもレギュラーシーズンが終わり、プレーオフに入る。その中で着目したいのが東北楽天ゴールデンイーグルスの村林一輝だ。大塚高校から2015年のドラフト7位で入団。高校時代は140キロを超える速球を投げる速球を投げる府立屈指の好投手だった。
担当スカウトの愛敬 尚史氏はグラブ捌き、野球センスを絶賛し、プロ入り後では、野手に転向し高卒2年目の2017年に一軍初出場。今年は49試合に出場。愛敬氏の見立て通り、守備固めとして存在感を示し、軽快な守備を披露している。課題は打率.089に終わった打撃。ウインターリーグで打撃を磨いている。ウインターリーグでは48打数17安打、3打点、打率.354と結果を残している。
そして村林とともに府立屈指の好投手として注目された吉田大喜(大冠)はプロ志望届けを出したが、指名漏れ。この4年間で日本代表入りするなど、大学球界屈指の右腕へ成長し、東京ヤクルト2位でプロの世界に足を踏み入れた。
この2人は高校時代、3年春の府大会で投げあっており、延長11回の末、大塚がサヨナラ勝ちしている。
今度は交流戦で投げ合いではなく、投手・吉田、打者・村林として対戦する機会があるだろう。ぜひそれを実現して大阪の高校野球ファンをワクワクさせることを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
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