甲斐野、上茶谷、梅津、中川の東洋大4人衆の年俸上昇率が凄い。4人合わせて8700万アップ!
左から上茶谷大河、中川圭太、梅津晃大、甲斐野 央
2019年度のプロ野球のルーキーで活躍が傑出していたといえば、甲斐野央(福岡ソフトバンク 東洋大姫路出身)、上茶谷大河(横浜DeNA 京都学園出身)、梅津晃大(中日ドラゴンズ 仙台育英出身)、中川圭太(オリックス PL学園出身)の東洋大4人衆だろう。
改めて4人の活躍と年俸を振り返っていきたい。
・甲斐野 央
65試合 2勝5敗8セーブ26ホールド 防御率4.14
1500万→5000万(3500万増)
・上茶谷 大河
25試合 7勝6敗 防御率3.96
1500万→4300万(2800万増)
・梅津晃大
6試合 4勝1敗 防御率2.34
1200万→1500万(300万増)
・中川圭太
111試合 364打数105安打 3本塁打32打点 打率.288
700万→2800万(2100万増)
全員が年俸アップ。さらに4人合わせて、8700万もアップしている。上昇率でいうと、約3倍近くで、とてつもない上昇率である。東洋大野球部関係者からすれば嬉しい活躍だろう。
甲斐野は日本一に貢献し、さらにプレミア12でも活躍した速球派右腕。そして上茶谷は先発ローテーションとして活躍。梅津は後半戦から台頭し、4勝を上げ、来季の飛躍に期待を持たせた。中川は7位からのスタートだったが、交流戦首位打者を獲得するなど、印象的な活躍を見せてくれた。
2018年のドラフト。甲斐野、上茶谷も外れ1位。高校生が先に競合されて悔しさを感じたはずだ。プロでは実力社会。しっかりと活躍し、評価も、注目度も一気に逆転させた東洋大4人衆は頼もしいの一言に尽きる。
甲斐野、上茶谷についてはこのまま右肩上がりでいけばあと1年~2年で年俸1億にいく可能性を持っており、期待が高まる。
願わくは全員が1億円プレーヤーになること。ぜひ歴史に残る4名になることを期待したい。
(記事=河嶋 宗一)
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