今週末の関西地方の見所 大阪桐蔭、報徳学園、智辯和歌山ら実力校が次々登場!
智辯和歌山の注目右腕・小林樹斗
9月最後の3連休に入り、高校野球界では中盤に差し掛かるようになり、地方大会が過熱してきた。
激戦区である京都や兵庫では勝つとベスト8進出。秋の頂点まで残りあとわずかとなってくる。一方で大阪は32強となり中盤になり、実力校同士が対戦することも増えてくる。
そんな中から注目カードを抜粋して、その見所をお伝えしたい。
22日 秋季大阪府大会 Bブロック3回戦 大阪桐蔭vs岸和田
初戦の大阪渋谷戦は24対0で快勝した大阪桐蔭。スラッガー・西野力矢やエース・藤江 星河。さらに新戦力・池田陵馬に関戸康介ら1年生たちの実力が3回戦でどこまで発揮されるのか。一方の岸和田は今夏の大阪大会で履正社の前に敗れたが、ベスト16入りを果たした。実力ある学校同士の対決だけに目が離せない。
21日 秋季京都府大会 2次戦 2回戦 東山vs福知山成美
2016年に二度対戦した両校。1度目は夏の京都大会の準々決勝。その時は福知山成美が8対2で勝利し、そのまま準優勝に輝いた。そして2度目は秋季京都府大会の準々決勝。その時は東山が7対1で勝利して、そのまま龍谷大平安や京都翔英を下して優勝を飾った。ここを超えるベスト8進出という大事な一戦を制するのはどちらなのか。
21日 秋季和歌山県大会 一次予選 ブロック決勝 智辯和歌山vs高野山
昨夏の和歌山大会2回戦以来の再戦。その時は智弁和歌山が12対0で高野山を下して、3回戦進出を決めた。しかしその前、2016年の秋季県大会では11対2で高野山が圧倒した戦績がある。果たして今度の試合ではどんな試合展開となるのか。
21日 秋季兵庫県大会 3回戦 報徳学園vs育英
兵庫を代表する古豪同士の対戦が実現。2017年の春季兵庫県大会の準決勝で対戦した際は8対4で報徳学園が勝利。ただ、育英は今夏の兵庫大会でベスト4に入っており、実力は十分。伝統を背負う学校同士の意地のぶつかりあいは、熱戦必死となりそうだ。
22日 秋季京都府大会 2次戦 2回戦 乙訓vs西城陽
2018年に選抜に出場した乙訓。その当時部長してチームにかかわっていた染田賢作氏が4月より西城陽の監督に就任。夏は4回戦で姿を消したが、龍谷大平安と延長10回までもつれる接戦を演じて見せた。市川靖久監督との師弟対決に注目が集まる。