世田谷西シニアが10年ぶり2度目の優勝 富塚が値千金のツーラン【ジャイアンツカップ】
優勝した世田谷西シニア
世田谷西シニアが10年ぶり2度目の優勝 富塚が値千金のツーラン【ジャイアンツカップ】
8月17日、中学硬式野球の最高峰の大会と言えるジャイアンツカップ2019が決勝を迎え、世田谷西シニアが東練馬シニアを破って優勝を飾った。
初回、ディレイドスチールで先制点を挙げた世田谷西シニアは、2回にも1番・牧野竜也のタイムリーで追加点を挙げる。
そして最終回の7回には3番の富塚隼介が、勝利を確信させるレフトスタンドへダメ押しのツーランホームランを放った。
本塁打を放った富塚隼介(世田谷西シニア)
最後はエ-スの田上遼平が締めて、4対0でゲームセット。10年ぶり2度目の優勝決めて、選手たちは歓喜の声を上げた。
世田谷西シニアの吉田昌弘監督は「予選でも敗者復活に回っていたようなチームでしたが、本当に強くなったと思います。選手たちはみんな本当に仲が良くて、こんな仲の良い代はなかなかありません」と話し、選手たちを手放しで称えた。
今大会をもって、3年生の選手たちはこれですべて中学野球を引退したことになる。大会で活躍した選手たちが3年後に、今度は甲子園を沸かせてくれることに期待したい。
(記事=栗崎 祐太朗)