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平成最後の九州王者になるのは!?出場18校の逸材を徹底紹介!

2019.04.19

  4月20日から開幕する第144回九州地区高等学校野球大会組合せは、平成最後の地方大会として注目度が高まっている。

 今回は選抜出場の5校が推薦で出場。県大会を勝ち上がった13校と合わせて、18校が九州王者を争う。そんな今大会の注目選手、見所を紹介していきたい。

大会1日目の見所・注目選手

平成最後の九州王者になるのは!?出場18校の逸材を徹底紹介! | 高校野球ドットコム
最速143キロのストレートと多彩な変化球が武器の日高 翔太(大分工)

【20日】
まず20日の5試合の見所から紹介したい。

【[stadium]平和リース球場[/stadium]】
真颯館(福岡)vs鹿児島商(鹿児島)
 真颯館は最速146キロ右腕の武内 未来、スラッガー・丸林 駿の2人が軸となる。福岡県大会で見せてきた強打を発揮できるか。対する鹿児島商は準々決勝で最大7点差をひっくり返し、九州大会出場を決めた粘り腰のチーム。那波 浩樹主将を中心にまとまる好チームだ。

日章学園(宮崎)vs西日本短大附(福岡)
 選抜初戦敗退を喫した日章学園だが、昨秋の九州大会ベスト4チームであり、強力打線と堅守がウリということは間違いない。強打のセンター・平野 大和など強打者たちが本領を発揮したい。一方、西日本短大附は人間力、行動力抜群の主将・近藤 大樹はリズムが良く、スムーズな足運びと強肩が光る遊撃守備とコンパクトな打撃が光る。準決勝では九州大会出場を呼び込む決勝打を放った。また強打の捕手・神宮 隆太、140キロ右腕・山下 大輔など能力が高い打者が揃い、上位進出も狙える。

小林西(宮崎)vs大分(大分)
 二季連続出場の小林西はエースとして力投を見せた鶴田 幸多郎、勝負強さい1番ショートの浦林 祐佑主将が中心。この試合で多くの選手が活躍を見せることができるか。一方、センバツ帰りの大分は好打者・中尾 拓士、好捕手・江川 侑斗、センバツ2試合で活躍を見せた大型二塁手・足立 駿と好野手揃い。課題はエース・長尾 凌雅以外の投手陣の底上げとなるだろう。

【[stadium]鴨池市民球場[/stadium]】
尚志館(鹿児島)vs福岡大大濠(福岡)
 尚志館は3回戦以降の4試合で7本塁打を記録した強打が自慢。慣れ親しんだ[stadium]鴨池市民球場[/stadium]が舞台ということで、自慢の強打を発揮しそうだ。その強力打線の中心はエースで3番の福重 圭誇。鹿児島県大会では3本塁打を放っており、その自慢の長打力を発揮したい。
 一方、福岡大大濠は140キロを超える速球を投げ込む本格派右腕・星野 恒太朗、福岡県屈指の大型捕手・星子 海勢のバッテリーに注目。

長崎商(長崎)vs大分工(大分)
 決勝戦は大差で圧倒した長崎商の注目は前チームから活躍し続けた141キロ右腕・枡屋 優太郎。昨秋の九州大会ではコールド負けを喫したが、成長した姿を長崎の地で魅せたい。一方、大分工は168センチながら最速143キロのストレートと多彩な変化球を武器にする日高 翔太に注目。強肩捕手・今宮 悠斗など好選手が多い。大分明豊を脅かす力をつけるために実りある試合としたい。

[page_break:大会2日目の注目選手/見所]

大会2日目の注目選手/見所

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センバツでも活躍した薮田 源 写真:共同通信

 続いて21日に行われる5試合の見所を紹介したい。

【[stadium]平和リース球場[/stadium]】
鹿児島実(鹿児島)vs明豊(大分)
 名門校同士の対決が実現。鹿児島実業は県大会では安定したピッチングを見せた福留 大志、4番ファーストの吉木 涼晴が中心。県大会で見せた粘り腰の戦いを見せていきたい。一方、明豊は安定感抜群の若杉 晟汰大畑 蓮とセンバツで活躍した2人の登板が予想されるが、九州大会だからこそいろいろな戦力を試したいところ。

 センバツでは1試合の登板に終わった寺迫 涼生、潜在能力が高い大型右腕・狭間 大暉の登板にも期待したいところだ。一方、野手では表 悠斗薮田 源など中心選手だけではなく、ニューヒーローが出てくることを期待したい。

興南(沖縄)vs神村学園(鹿児島)
 この試合も面白い試合となりそうだ。興南のエースで高校代表一次候補に選出された宮城 大弥は県大会で148キロを計測。それだけではなく、スライダー、カーブ、チェンジアップ、ツーシームと豊富な球種で相手を圧倒する。研修合宿では左打者の攻めが甘いところがあったので、その点が改善されているのか、注目していきたい。また勝連 大稀根路銘 太希の二遊間コンビの活躍にも期待したいところだ。

 一方、神村学園は強打の1番・森口 修矢は4回戦で6打点、ライバル・樟南戦で本塁打を放つなど勝負強さが光る。

球磨工業(熊本)vs福岡大大濠or尚志館
 決勝戦では1対0で有明を破り、優勝を決めた球磨工の中心選手は決勝戦で完封した制球力抜群の右腕・田山 裕輝、守備範囲が広く、巧打が光るセンター・山路 響の2人が軸となる。県大会で見せたキビキビとした試合運びをもたらした堅守を、鹿児島の地でも発揮したい。

【[stadium]鴨池市民球場[/stadium]】
熊本西(熊本)vs真颯館or鹿児島商
 センバツ帰りの熊本西のエース・霜上 幸太郎は130キロ中盤の速球、スライダー、チェンジアップなど横の変化、緩急差をつけたピッチングが光る。また4番・堺 祐太を中心につなぎの野球で畳みかけていきたい。

 センバツでの経験を九州大会で生かすことができるか注目である。

佐賀商vs筑陽学園
 佐賀商は昨年から甲子園でもスタメン出場した中島 優仁済木 龍輝の二遊間に注目。またリリーフとして活躍を見せた野田 匠は最速141キロを計測する速球派右腕。まだ2年生ということで、成長に期待がかかる。

 一方、センバツ8強の筑陽学園はエース・西 雄大など投手力は強力。ただ腰痛から調整が遅れ、調子が上がらなかった145キロ右腕・西舘 昂汰が本来のストレートを投げ込むことができるか。

 昨秋の九州王者らしい戦いを見せていきたい。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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