2日に組み合わせが決定する東京都注目の速球派右腕・谷 幸之助(関東一)を紹介!
2018年12月に行われた東京代表のキューバ遠征のバッティング練習の様子から関東一の谷 幸之助をピックアップして紹介していく。
谷は強豪・関東一のエースナンバーを背負う、東東京屈指の速球派右腕だ。強靭な上半身の強さを生かし、鋭い腕の振りから常時140キロ台のストレートを投げ込み、同じ腕の振りから繰り出すスライダーも素晴らしい。
最速146キロにキレのある変化球と魅力が多い谷だが、課題もある。リリースポイントが安定せず、コントロールが不安定になるというところだ。昨秋の都大会・国士舘戦では2.1回を投げ、3四球、6安打、3失点を喫し、思うようなピッチングができなかった。
東京屈指の速球派・谷 幸之助(関東一)
迎えたキューバ遠征でも最終戦で先発のマウンドあがるが、2番打者を四球であるかしたところからリズムを崩し、その後、4番ギジェルモ・ガルシアに適時打を打たれ、一死満塁のピンチを迎えたところで交代。常時140キロ~143キロを計測しており、速球の勢いは素晴らしかったが、不安定なところが出てしまった。
悔しい結果となったが、強打のキューバ代表と対戦できた経験は自身の成長、そしてチームのレベルアップに繋がるだろう。
3月2日に春季大会の組み合わせが決まる東京都。キューバ遠征で得た経験を存分に生かし、覚醒した谷 幸之助を見れることを願いたい。
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