卒業式などがあるこの時期に気をつけたい大事なポイント!
今日から3月。いよいよ球春ですね。
卒業式も今週は多くの学校で行われています。「今日が卒業式」という学校も多いことでしょう。卒業生の皆さん、ご卒業おめでとうございます。3年間で培ったことを胸に、次の目標へ向かって進んでください。
同時に、野球部所属だった球児の皆さんは、卒業式の日の夜、日付が変わるまでは高野連に登録された野球部員ですので、ハメを外しすぎないように気をつけてくださいね。
卒業式のシーズンと同時に、高校の入学試験も各地で行われています。主に公立高校に多いですが、この時期は学年末考査、入学試験の対応など、常勤教員の高校野球指導者(監督・部長・コーチ・顧問)が多忙になる季節で、野球部の練習に出られない日もあると聞きます。特に指導者が少ない高校では、1日の練習が完全に選手任せになってしまうこともあると聞きます。
そうした、指導者がいない時こそ気をつけなければいけないのが、練習中の事故です。打球が当たったり、すっぽ抜けたバットが当たってしまったり・・・
いわゆる、お目付け役の指導者(大人)がいないと、どこかに気持ちの緩みが出てくることもありえます。事故というものは、そう言った時に起こりやすいものです。
例えば打撃練習時のネットの置き方、角度、フレームの確認。あるいはグラウンド整備の回数など。事故防止のために気をつけなければいけないことがヤマのようにありますので、選手だけで練習する時は、時間をかけてでも細心の注意を払ってくださいね。
日本高等学校野球連盟が企画・制作、独立行政法人日本スポーツ振興センターが資料提供、横浜高校野球部が撮影に協力した、「中学生・高校生野球部員のケガを防止するために」という動画がYouTubeで見ることができます。指導者だけでなく、球児の皆さんもぜひ見てください!
またグラウンド整備はこまめに、30分に1回程度はするように推奨されています。こちらもぜひ、選手間でやり方を考えてみてください。
(文=松倉雄太)