News

秋の四国王者・神宮大会ベスト4・県立高松商(香川)練習に密着! 

2019.01.07

秋の四国王者・神宮大会ベスト4・県立高松商(香川)練習に密着!  | 高校野球ドットコム
甲子園出場ベンチ入りメンバーが刻まれたモニュメント前で集合写真に収まる高松商の選手たち

新基軸に挑戦する「2019年版・タカショウ」

 投手とマシンで交互に打つ2か所フリーバッティングでは「ランナー一塁!」と声がかかり、打球に呼応してランナーが走る。内野手が飛びつく。外野手が捕球すればすぐに返球のラインができ、走者はスライディング。横で三塁コーチャーも指示を出す。そしてマウンド上を見ると香川 卓摩(2年)・中塚 公晴(2年)の左右2本柱をはじめ投手陣のほとんどが力投する。しかもこれが高松商野球部2019年1月4日「始動最初」のアップ後メニューだ。

 「暖かい時にはこういった練習をしています」と長尾 健司監督がこともなげに話せば、四国選抜オーストラリア遠征帰りの香川も「元旦からグラウンドで動いていたんで」とさも当然のように話す。2015年明治神宮大会優勝に続き、2016年センバツでも聖地を席巻し準優勝の原動力となった効率化と選手主導の融合による濃密な練習は、4年の月日が経った今でも脈々と受け継がれている。

 加えてこの日は新たなチャレンジも行われた。「午後から目標設定シートに対するミーティングをはじめてやるので見ていってください」と指揮官。野球技術のみならず、生活面、学習面にも目を向けた「目標設定シート」に、他己評価の要素を注入するというのだ。

 そして実際にミーティングが始まってみると「ダメ出し」の嵐が会議室にまず吹き荒れ、続いて新機軸の胎動が生まれていった……。

 

 高松商のさらに詳しい話は近日公開の「野球部訪問」や「頑張る!マネージャー」で紹介していきます。お楽しみに!

(記事=寺下 友徳

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.05.18

【岩手】一関二、盛岡誠桜などが初戦を突破<春季大会>

2024.05.18

【関東】昌平・山根が2発5打点、東海大相模・4番金本が2ランなどで初戦を快勝、東海大菅生は山梨学院を完封<春季地区大会>

2024.05.18

【長崎】長崎西、島原中央などが初戦を突破<NHK杯地区予選>

2024.05.18

【春季関東大会】白鴎大足利・昆野が最速152キロを計測!前橋商の剛腕・清水はまさかの5失点…。チームもコールド負け!

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.14

大阪体育大の新入生に兵庫大会8強の145キロ右腕、金光大阪の1番センター、近大附の4番打者など関西地区の主力が入部!

2024.05.16

【宮城】仙台一、東北、柴田、東陵がコールド発進<春季県大会>

2024.05.18

【秋田】明桜がサヨナラ、鹿角は逆転勝ちで8強進出、夏のシードを獲得<春季大会>

2024.04.21

【愛知】愛工大名電が東邦に敗れ、夏ノーシードに!シード校が決定<春季大会>

2024.04.29

【福島】東日本国際大昌平、磐城、会津北嶺、会津学鳳が県大会切符<春季県大会支部予選>

2024.04.22

【春季愛知県大会】中部大春日丘がビッグイニングで流れを引き寄せ、豊橋中央を退ける

2024.04.22

【鳥取】昨年秋と同じく、米子松蔭と鳥取城北が決勝へ<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?