甲子園を沸かせた選手がアメフトで躍動!
16日(日)に行われる、アメリカンフットボールの全日本大学選手権決勝、『三菱電機杯第73回毎日甲子園ボウル』。
関西学院大学(西日本代表)vs早稲田大学(東日本代表)のカードで行われます。
注目選手は両チームにたくさんいますが、その中でも特に注目してほしい選手がいます。それが、関西学院大学のワイドレシーバー(WR)・小田快人選手(4年)です。出身は滋賀の近江高校。これだけでピンと来られる方もいるでしょう。近江が出場した2014年夏の[stadium]甲子園[/stadium]で、2番センターだった選手です。
この時の近江は、1番レフト堀口裕眞(龍谷大)、2番センター小田快人、3番ショート植田海(阪神)の俊足トリオでした。[stadium]甲子園[/stadium]での活躍はもちろん、滋賀大会で見せた超ファインプレーが凄く印象に残っている選手です。
この年の秋、[stadium]甲子園球場[/stadium]で偶然、近江の多賀章仁監督にお会いしました。植田選手のドラフト指名のお祝いを伝えると、
「小田が今度、関学(関西学院大学)に合格したんですよ。アメリカンフットボールで。あの足、それに外野手でしたから、おそらくWRをやるのではないかと思っています」と多賀監督は嬉しそうな表情で話してくれました。
あれから4年。
2年生の時に途中出場で甲子園ボウルを経験しましたが、レギュラー選手として臨む学生最後の[stadium]甲子園[/stadium]は特別な思いがあるでしょう。WRはQBからのパスを受けることがメインのポジションです。ホームからセンター方向にフィールドが作られる甲子園ボウル。ひょっとすると、野球のセンターの位置で、パスをキャッチする場面があるかもしれません。
16日の甲子園ボウル。ぜひ、小田選手のプレーにも注目してみてください!
文:松倉 雄太