大学No.1外野手!立命館大・辰己涼介は楽天が1位指名!
辰己涼介(立命館大)
立命館大・辰己涼介は楽天が1位指名!
10月25日のドラフト会議で立命館大の辰己涼介が外れ1位で楽天から指名を受けた。最初の入札では指名がなかったが、2度目の入札で楽天、阪神、巨人、ソフトバンクの競合となり、楽天の石井一久GMがクジを引き当てた。
辰己は社高から入学し、1年春からレギュラーとして活躍。2年生からは侍ジャパン大学代表に選出され、今年は代表の主将も務めた。三拍子揃った大学ナンバーワン野手で50m走5秒7、遠投125mと身体能力が抜群。打撃でも関西学生野球連盟で歴代2位となる122安打を放っている巧打者だ。
1位指名を受けた辰己は「最高の評価をして頂いたので本当にうれしく思います。チームの顔になれるように日々努力していきたいと思います」と喜びを語った。大学入学時から立てていたドラフト1位でプロに行くという目標を見事に達成してみせた。
普段の取材ではユーモアのある言葉で取材陣を和ませる辰己だが、この日も「楽天なのでまずは楽天カードを作るところから始めようかなと思います」と発言して会見場を爆笑の渦に包んだ。
立命館大からは東克樹(DeNA)に続くドラフト1位指名。東は11勝を挙げ、今年の新人王が有力視されているが、新人王を取る自信はあるかとの質問に対しては「あります」と自信に満ちた表情で話した。
「走攻守全てでファンや野球をしている子たちの憧れとなるようなプロ野球選手になりたいです」と今後の目標を語った辰己。尊敬しているイチロー(マリナーズ)のように全てにおいて観客を魅了できるような選手になる日もそう遠くはないはずだ。
取材=馬場遼
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