目指すは内海哲也。敦賀気比の2年生左腕・木下元秀が日大三戦で8回2失点の好投!!
木下元秀(近江)
目指すは内海哲也。敦賀気比の2年生左腕・木下元秀が日大三戦で8回2失点の好投!!
敦賀気比が誇る身長182センチの大型左腕・木下元秀(2年)が強打の日大三打線相手に8回2失点の好投を見せた。木下は「強力打線だったので、強気に投げることがテーマでした」とコメント。左腕から投げ込む速球は常時135キロ前後ながら、角度がある。木下自身も角度あるストレートを自信にしており、「右打者のインコースへ強く投げることを意識しています」と語る。また、スライダー、カーブ、チェンジアップを低めに投げ込み、8回まで2失点に抑える好投を見せた。
すでに公式戦に敗れており、来春へ向けて練習を続けている木下。この大会は強力打線にどれだけ自分のピッチングができるかをテーマにしていた木下にとって「強力打線相手にも角度あるストレートが通用したことは自信になりましたし、ああいう打線を抑えられる投手になりたい」と手ごたえを掴んだ試合となった。
敦賀気比といえば、内海哲也(巨人)、山田修義(オリックス)と伝統的に本格派左腕が育つチームだが、木下は内海哲也にあこがれて入学した。木下は「内海さんは自分にとって憧れです。内海さんに追いつける投手になりたいです」と来年の目標を掲げた。
この試合が木下にとって成長のきっかけとなるのか。来年までの進化を期待したい。