NEOショー!150キロを出した根尾昂「帰って練習やりたい」
根尾昂
中国との来年のワールドカップ出場権もかかった3位決定戦を、14対1で勝利を飾った日本代表。最終回のマウンドには根尾昂(大阪桐蔭)がいた。
5番・ライトでスタメン出場していた根尾は、「体をほぐしたり、ブルペンで投げたりしてマウンドに備えていた」と語る。野手としてスタメンで出ながらもできる準備をした。
本人も待ちに待っていたというマウンドに、最終回に上がった根尾は全球ストレートを投じて力で押しに行った。すると6番ワン・シュアイを三振で仕留めたストレートが150キロを計測した。
「指にかかった感じがあったので、もしかすると思ってすぐに確認しました」と手ごたえあるストレートを投げた根尾は、後続もキッチリ抑えてゲームセット。チームを勝利に導いた
しかし根尾は、「悔しさが残った」と今大会を振り返り、「帰ったら練習をやりたい」とさらなるレベルアップの意志を見せた。
根尾の最後の高校野球公式戦は、9月末の福井国体。ここでも「NEOショー」を見せる。