内川聖一選手2000本安打達成!プロの世界で結果を出し続けるメンタルと栄養学とは…?
内川 聖一選手(福岡ソフトバンクホークス)
内川聖一選手2000本安打達成!!
プロの世界で結果を出し続けるメンタルと栄養学とは…?
5月9日、福岡ソフトバンクホークスの内川 聖一選手が史上51人目となるプロ野球通算2000安打を達成した。[stadium]メットライフドーム[/stadium]で行われた西武ライオンズとの6回戦に4番一塁でスタメン出場した内川選手は、8回の第4打席でセンターへヒットを放ち、大記録を樹立した。
内川選手は大分県の大分工高校出身で、1年生の秋に骨に穴があく骨嚢腫(こつのうしゅ)により左かかとを手術し、3ヶ月の入院生活を送った。それでも高校通算43本の本塁打を放ち、甲子園出場こそ果たせなかったが、高校3年の夏には主将として大分県大会準優勝にチームを導く活躍を見せた。
2000年ドラフト1位で横浜ベイスターズに入団すると1年目から1軍を経験し、2008年にスタメンに定着。その年は年間を通して好調を維持して、日本人選手のセ・リーグ記録も更新する打率.378を記録。また自身初の首位打者や最多安打(189安打)、最高出塁率(.416)のタイトルも獲得した他、得点圏打率は両リーグトップの.449を記録した。
2010年には、FAで福岡ソフトバンクホークスに移籍し、1年目となる2011年には打率.338で自身2度目の首位打者を獲得した。これによりセ・パ両リーグでの首位打者獲得となり、江藤愼一(中日・ロッテ)以来史上2人目の快挙となった。
内川選手はその後も福岡ソフトバンクホークスの主軸として活躍を続け、右打者史上最高打率記録保持者 (.378) 、両リーグでの最多安打獲得者、史上4位タイ(右打者としては落合博満とならび1位タイ)の7年連続打率3割達成者、史上14位タイの8度の打率3割達成者など、輝かしい実績を積み上げている。
今年で36歳を迎える内川選手だが、その力はまだまだ衰えるところを知らない。昨オフのインタビューではプロの世界で結果を出し続けるメンタルと栄養学についてと語ってくれた。
また内川選手は、怪我をしたときに冷静に一歩自分を引いてみることの大切さについても語っている。休んでいる時期をマイナスにせず「今度、自分が復帰した時には過去の自分よりプラスになってやろう」と思いながら、生活することが大切だと話した。
たゆまぬ努力と精神力により磨き上げた打撃力で、ヒットを量産し続ける内川選手の今後の活躍にも期待したい。