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3.11から7年。当時の選抜開催状況や東北の選手たちのその後

2018.03.11

3.11から7年。当時の選抜開催状況や東北の選手たちのその後 | 高校野球ドットコム
当時の東北ナイン

 3月11日、東日本大震災が起きてから7年が経つ。7年前の震災直後、第83回選抜高等学校野球大会の可否が検討され、一時は中止という声もあった。だが3月18日に開催決定となり、宮城県代表の東北が3月19日に甲子園入りした。

 この大会は開会式の簡素化、ブラスバンド、太鼓、笛による応援がすべて禁止、シートノックなど試合前のインターバル時間の短縮など様々な措置が行われた中で開催された。この大会で優勝したのは東海大相模東北高校は初戦敗退したが、ハツラツとしたプレーが大きく称えられた。

 7年たって東北高校の出場メンバーで、5人の選手が社会人野球で続けている。(打順は大垣日大戦での打順)

3番ショート・小川 裕人 TDK
5番サード・茶谷 良太 鷺宮製作所
8番キャッチャー・吉川 心平 TDK
9番セカンド・夷塚 圭汰 JR東日本東北
2番手で登板・夏井 康吉 JR北海道硬式野球倶楽部

 苦しい状況の中でも選抜へ向けて準備を行い、全力でプレーした経験は選手たちにとって大きな経験となっているだろう。

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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