早稲田実業vs沖縄尚学
13安打7得点の早稲田実が勝利!
沖縄の招待試合に登場した清宮幸太郎(早稲田実業)
春季東京都高等学校野球大会で日大三高を破って優勝した早稲田実。注目は高校通算本塁打数の記録を伸ばし続ける怪物・清宮幸太郎。清宮を中心とした破壊力抜群の打線を迎え撃つのは、第64回沖縄県高等学校野球春季大会優勝校の沖縄尚学だ。
早稲田実は2回、福本翔と小西優喜の連打でチャンスを作ると、8番に入った赤嶺大哉がレフト前へ運び福本が生還した。早稲田実は続く3回、1年生ながら1番に入った生沼弥真人がライト前ヒットで出塁。2番雪山幹太が左中間を破るタイムリー三塁打で1点。清宮幸太郎が四球で歩くと野村大樹の当たりはピッチャーの足元へ。弾いて強襲ヒットとなる間に雪山幹太が生還した。さらに小西優喜にも左中間への大きな三塁打が生まれる。四球を挟み赤嶺大哉が2打席連続となるタイムリーで大量5点を加えた。
追う沖縄尚学は5回、與儀幸輝にタイムリーが生まれると6回には三塁打を放ったサルビノ諒磨が相手のワイルドピッチの間に生還。9回には2点を返し、なお二死満塁としたがここまで。ビッグイニングを作った早稲田実が勝利した。
清宮幸太郎は第3打席でのライト線二塁打があったものの、96号はお預けとなった。
(取材・写真=當山雅通)
注目記事
・2017年度 春季高校野球大会特集