News

コンタクトレンズを使っている球児は必見!目のトラブルには気をつけて!

2017.03.10

コンタクトレンズを正しく扱おう!

コンタクトレンズを使っている球児は必見!目のトラブルには気をつけて! | 高校野球ドットコム

コンタクトレンズは使用期限を守る、レンズケアは丁寧に行うことを忘れずに

 野球選手にとってボールをしっかりと見る、とらえるために視力矯正を行っている選手もいると思います。特にコンタクトレンズなどを使用している選手にとっては、風が強く吹いたり、これから花粉が飛散しやすい時期ともなると、適切な使い方と管理が必要となってきます。

 一般的には期間を決められた使い捨てタイプのソフトレンズを使用している選手が多いのではないでしょうか。野球は屋外でプレーするため、グランドの土埃が目に入りやすく、ハードレンズでは異物が入るたびに痛みを伴うため、スポーツをする上では不便なことが多いようです。使い捨てタイプのメリットとしては、異物が入ったときにハードレンズほど痛みを伴わないため、比較的使いやすいこと、また使用前後のケアに関しても比較的簡単に扱えることが挙げられます。一方で決められた期限を過ぎても使用してしまうと目のトラブルを引き起こす原因ともなります。基本的なことですが、決められた使用期限を守って使うようにしましょう。

 また使用期限以内であっても、長時間連続してコンタクトレンズを装着していると、目の充血、痛み、異物感、目が渇く、涙が止まらないといった症状がみられることがあります。これはコンタクトレンズを長時間つけることによって、目の角膜に十分に酸素が行き渡らない状態となり、角膜の細胞にさまざまな影響を及ぼすためと考えられます。また不適切なレンズケアによってコンタクトレンズそのものにキズや汚れが付着し、角膜にキズをつけてしまったり、目の炎症を引き起こしたりすることもあります。

 コンタクトレンズは視力の悪い選手にとっては必要不可欠なものですが、使い方や適切なケアを怠ると目を痛めてしまい、プレーに支障を及ぼすことも考えられます。長時間の装着をする場合は酸素透過性の高いレンズを選ぶ、レンズを触るときはキチンと手を洗って清潔な状態を保つ、決められた使用法を守るといった基本的なことを守り、コンタクトレンズによる目のトラブルを未然に防ぐようにしましょう。

文:西村 典子
球児必見の「セルフコンディショニングのススメ」も好評連載中!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.29

【福井】福井工大福井、丹生、坂井、美方が8強入り<春季県大会>

2024.04.29

【春季埼玉県大会】今年の西武台はバランス型!投手陣の完封リレーで初戦突破!

2024.04.29

【春季神奈川県大会】横浜が慶應義塾を圧倒!ドラフト候補たちが投打に活躍!

2024.04.29

【春季和歌山大会】和歌山東の前芝が5回参考ながらノーノ―達成!プロ注目の強打者・谷村もタイムリーでアピール

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.24

春の埼玉大会は「逸材のショーケース」!ドラフト上位候補に挙がる大型遊撃手を擁する花咲徳栄、タレント揃いの浦和学院など県大会に出場する逸材たち!【春季埼玉大会注目選手リスト】

2024.04.26

今週末に慶應vs.横浜など好カード目白押し!春季神奈川大会準々決勝 「絶対見逃せない注目選手たち」!

2024.04.26

古豪・仙台商が41年ぶりの聖地目指す! 「仙台育英撃破」を見て入部した”黄金世代”が最上級生に【野球部訪問】

2024.04.28

【広島】広陵、崇徳、尾道、山陽などが8強入りし夏のシード獲得、広島商は夏ノーシード<春季県大会>

2024.04.23

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.04.29

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.04.05

早稲田大にU-18日本代表3名が加入! 仙台育英、日大三、山梨学院、早大学院の主力や元プロの子息も!

2024.04.02

【東京】日大三、堀越がコールド発進、駒大高はサヨナラ勝ち<春季都大会>

2024.04.21

【兵庫】須磨翔風がコールドで8強入り<春季県大会>