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則本昂大がチャイニーズタイペイの壮行試合で先発!スラッターが日本人投手のトレンドとなるか?

2017.02.28

澤田圭佑(オリックス)写真は大阪桐蔭時代

則本昂大がチャイニーズタイペイの壮行試合で先発!スラッターが日本人投手のトレンドとなるか?

 2月28日、本日、侍ジャパンはチャイニーズタイペイ選抜と壮行試合を行う。その先発マウンドを任されたのが、則本昂大だ。チェイニーズタイペイ選抜には、昨年、打率.414、29本塁打、105打点、24盗塁、200安打と驚異的な打率を残した王柏融や打率4割を記録している林泓育など強打者揃いのチームである。そのチーム相手に投げるのは則本にとっても、また他の登板予定の投手にとっても格好の練習内容ではないだろうか。

 その則本がWBCへ向けて取り組んできたのがスライダーを高速化させた「スラッター」である。スライダーとカットボールの中間をイメージさせたもので、WBC用へ向けて習得した変化球だ。

 ここまで則本は、キャンプ中に登板した試合で投げており、手ごたえを掴んでいる。パワーも、テクニックもあるチャイニーズタイペイ選抜相手にどこまで通用するか楽しみである。

 これまで則本は小学校時代からプロ野球選手の物まねをしたり、高校時代は新しい変化球に習得する姿勢を見せるなど、とにかく上達へ向けて貪欲な選手であった。

 多くのプレイヤーが注目する壮行試合。そこで則本が自慢のスラッターを通用することとなれば、習得を始める投手が多くなることは間違いないだろう。

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この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

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