試合レポート

今治西vs桐蔭

2015.03.22

古豪の意地

 桐蔭は1879(明治12)年に和歌山中学校として開校した。同校に野球が伝えられたのは早稲田大学野球部の創部より4年早い1897(明治30)年で、正式に野球部が創部されたのはそれより6年後の1903(明治36)年。これらのことから和歌山中学(桐蔭高校)が屈指の伝統を持つ古豪だということがわかる。

 中等野球(現在の高校野球)草創期には黄金時代を築いている。1921~22(大正10~11)年夏に行われた第7、8回全国中等学校野球大会(以下選手権)を連覇、さらに1927(昭和2)年の全国選抜中等学校野球大会(以下選抜大会)に優勝し、当時の中等野球界に和歌山中学の名は燦然と輝いた。1948(昭和23)年に校名が桐蔭高校と改められてからも強豪校として君臨し、この年の選手権に準優勝。さらに13年後の1961(昭和36)年夏の選手権でも準優勝を果たし、古豪復活を強く印象づけた。

この試合についてスポーツライター・小関順二氏はどう見ていたのか?続きはバナーをクリック!

この記事の執筆者: 高校野球ドットコム編集部

関連記事

応援メッセージを投稿

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

RANKING

人気記事

2024.06.08

慶應義塾が15安打12得点で強打健在も投手陣に不安 先発小宅は5回途中で降板【香川招待試合】

2024.06.08

慶應義塾は昨夏甲子園優勝バッテリーがスタメン!初回から4番・江戸 佑太郎の1発などで3点を先制!【香川招待試合】

2024.06.08

慶應義塾が四国王者の高松商、英明に連勝!!<香川招待試合>

2024.06.08

昨年春夏甲子園出場・北陸の卒業生進路 エースは筑波大へ! 早速公式戦で上々のデビュー

2024.06.09

大阪桐蔭、敗れる! センバツ8強・阿南光の吉岡を攻略できず、エース平嶋は7回被安打10【徳島招待試合】

2024.06.08

慶應義塾が15安打12得点で強打健在も投手陣に不安 先発小宅は5回途中で降板【香川招待試合】

2024.06.04

神村、鹿実の壁を破れ! 国分中央は「全力疾走・最大発声・真剣勝負」で鹿児島の頂点を狙う

2024.06.05

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在36地区が決定、徳島の第1シードは阿南光!第2シードに池田!<6月5日>

2024.06.06

大阪桐蔭が選抜ベスト8の阿南光ら4チームと対戦!<招待試合>

2024.06.04

【東北】5日に抽選!秋春連覇がかかる青森山田、雪辱期す仙台育英と明桜の対戦相手に注目<地区大会組み合わせ>

2024.05.21

【大学野球部24年度新入生一覧】甲子園のスター、ドラフト候補、プロを選ばなかった高校日本代表はどの大学に入った?

2024.05.15

【全国各地区春季大会組み合わせ一覧】新戦力が台頭するチームはどこだ!? 新基準バットの及ぼす影響は?

2024.05.21

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在33地区が決定、岩手では花巻東、秋田では横手清陵などがシードを獲得〈5月20日〉

2024.05.13

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在29地区が決定、愛媛の第1シードは松山商

2024.05.19

【24年夏全国地方大会シード校一覧】現在30地区が決定、青森では青森山田、八戸学院光星がシード獲得