身体のコンディションと朝練

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2018.04.10

早朝練習は、短い時間で反復できるものを中心として練習を行う

 限られた時間の中で練習時間を確保する場合、チーム全体や個人的に学校が始まる前の時間をつかって早朝練習(朝練)を行うこともあるでしょう。この場合、起床時によく見られる身体のコンディションをしっかりと把握し、適切な準備と練習を行っていくことが大切になってきます。

●起床時間から逆算して就寝する

 起床と同時に着替えて自宅を飛び出し、そのまま練習に参加するということは避けましょう。起床直後は水分やエネルギー源が不足している状態であり、このまま激しい運動を行ってしまうと脱水症状やエネルギー不足で思うように身体が動かない…といったことが起こりやすくなります。目覚めた後は糖質を含んだ手軽に食べられるもの(おにぎり、パン、バナナなど)と水分をとり、練習後にも運動で失われたエネルギー源を確保するために補食を上手に活用しましょう。

●三食とる、バランス良く食べる

 朝起きた直後の身体は思いどおりに動きにくいと感じることが多いと思います。人間の身体は脳からの指令によって、神経をとおして筋肉へと伝えられることで身体を動かすのですが、起床直後では脳の働きが十分ではなかったり、神経から筋肉への伝達スピードがいつもよりも遅かったり、神経が動きを支配する筋肉の範囲がいつもよりも少なかったりといったことが考えられます。
 こうした状態は時間とともに改善されていくのですが、早朝練習時においてはこうしたことも考慮し、複雑で巧みさを要する練習よりは比較的単純に繰り返し行うことのできる反復練習であったり、体力面を考慮したランニングやジョギングなどで身体全体を温めたりすることの方が、取り組みやすく、突発的なケガも起こりにくいと考えられます。

 早朝練習を有意義なものにするためにも、身体のコンディションを理解した上で早朝練習に取り組むようにしましょう。

文:西村 典子
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