【日ハム】4割男・近藤や森本稀哲など下位指名のベストナインも豪華!
2011年4位指名の近藤健介(横浜出身)
2月1日の春季キャンプ開始に向けて、続々とメンバーの振り分けが発表されている。日本ハムではドラフト1位の伊藤 大海、同2位の五十畑 亮汰、同3位の古川 裕大、同6位の今川 優馬の4名の新人たちが一軍スタートとなった。春季キャンプでアピールし、開幕一軍入りを果たしたいことだろう。
日本ハムのドラフト指名選手を振り返ってみると、ダルビッシュ有(2004年)や大谷 翔平(2012年)といったドラフト1位指だけでなく、4位以下の下位指名選手からも飛躍した選手は多い。投手陣では上沢 直之(2011年6位)、野手でも近藤 健介(2011年4位)などの名前があがる。
そこで、前身球団を含めて日本ハムのドラフト下位指名選手でベストナインを組んでみた。
※ここでは下位指名を4位以下としている。また、外野は右翼・左翼・中堅でわけていない。
投手は金田 留広(日通浦和/1968年4位)を選出した。ルーキーイヤーに18勝をあげると5年間で積み上げた白星は77個。その後ロッテ、広島と渡り歩き通算128勝を挙げた右腕だ。金田 正一の実弟としても知られている。
その他ではマイケル中村(元ブルージェイズ/2004年4巡)や増井 浩俊(東芝/2009年5位)、上沢 直之(専大松戸高/2011年6位)も下位指名からチームの柱となった。
捕手は田村 藤夫(関東一高/1977年6位)。1980年代後半からレギュラーに定着し、3球団で通算1552試合に出場している。日本ハムでは1435試合に出場しており、これは球団8位の記録となっている。
内野は、一塁に高橋 信二(津山工高/1996年7位)、二塁は五十嵐 信一(日大二高/1977年外)、三塁が小谷野 栄一(創価大/2002年5位)、そして遊撃は中島 卓也(福岡工業高/2008年5位)を選出した。
二塁で選出した五十嵐は、規定打席到達は一度もなかったものの、ユーティリティープレーヤーとして活躍。19年間に渡って現役生活を続けている。高橋は捕手としての出場が多かったが、田村がいたこともあり一塁で選んでいる。
外野は、島田 誠(あけぼの通商/1976年外)、森本 稀哲(帝京高/1998年4位)、近藤 健介(横浜高/2011年4位)の3人。島田は俊足として知られ、1イニング
森本はSHINJOと稲葉 篤紀とともに鉄壁の外野陣として名を馳せ、2006年から2008年までの3年連続でゴールデングラブ賞を受賞している。近藤は3年連続打率3割、2年連続最高出塁率のタイトルを獲得しているヒットメーカー。捕手での入団だったが、2016年を最後に捕手としての出場はない。
その他では木村 拓也(宮崎南高/1990年外)も日本ハムのドラフト外でプロ入りを果たしている。ユーティリティープレーヤーとして知られているが、日本ハム時代は外野手として起用されていた。
<ドラフト下位指名だけによるベストナイン>
※前身球団含む
※ドラフト4位以下
投手:金田 留広(日通浦和/1968年4位)
捕手:田村 藤夫(関東一高/1977年6位)
一塁:高橋 信二(津山工高/1996年7位)
二塁:五十嵐 信一(日大二高/1977年外)
三塁:小谷野 栄一(創価大/2002年5位)
遊撃:中島 卓也(福岡工業高/2008年5位)
外野:島田 誠(あけぼの通商/1976年外)
外野:森本 稀哲(帝京高/1998年4位)
外野:近藤 健介(横浜高/2011年4位)
(記事:勝田聡)
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