宗佑磨(オリックス)が2試合連続先頭打者本塁打!陽選手に続けブレイクの道!
高校時代の宗佑磨選手(オリックス・バファローズ)
オリックス・バファローズの宗佑磨選手(横浜隼人出身)が3月3日、4日の横浜DeNAとのオープン戦で2試合連続で先頭打者本塁打を放つ活躍を見せた。
高校時代から俊足強打のショートとして注目された宗は高校通算26本塁打の長打力、俊足ぶり、肩の強さを高く評価され。オリックスから2位指名を受けて、プロの門を切り開くと。プロ2年目の2016年には一軍初昇格、プロ3年目には自己最多の5試合に出場。プロ初安打を記録した。
そして、身体能力の高さを買われ、センターに転向した今年。走攻守において結果を残していきたいプロ4年目を迎えた宗の打撃で、特徴的なのはスイングがアッパー気味であること。ボールの下側を捉えて、打球を遠くへ運ぶ。さらに、インコース捌きも得意で、高校時代からインコースを捉えたホームランが多かったが、3日の先頭打者本塁打を打ったのもインコースだった。ボールを手元まで引き付けて、打つときにヘッドも下がることなく、最短距離で振り抜いた一打。
4日に放ったランニングホームランでは、ベース1周のタイムが15秒22を記録し、自慢の俊足で1点をもぎとった。
今年の宗は躍動感あるプレーを見せている。ちなみに、ショートからセンターへコンバートしてブレイクした選手といえば、陽岱鋼選手(巨人)がいるが、宗は陽のようなセンターとして大成することができるか。激しい外野手のレギュラー争いを勝ち抜き、飛躍の1年にしたい。