高知、神宮枠を活かし5年ぶりセンバツでの飛躍へ!
高知が5年ぶり18回目のセンバツ!四国大会ベスト8からの逆襲狙う!
さる2018年1月26日に出場36校が発表された「第90回記念全国高等学校選抜野球大会」昨年11月の明治神宮大会で明徳義塾(高知)が優勝したことにより一般枠「4枠」となった四国地区4枠目に滑り込み、5年ぶり17回目のセンバツ出場を決めた高知。
その出場決定後初となる練習が1月28日、高知市尾立地区に2016年8月完成した両翼98m・中堅122mの高校野球部専用グラウンドで行われた。
すでに出場決定日の練習最後に行われたミーティングで島田 達二監督から、
「これからメンバーを絞るなどいろいろな部分で厳しい部分も出てくるし、周囲に踊らされる部分もあると思うが、そこでしっかりすることが大事。せっかく大きなチャンスをもらったのだから、それを高知高校野球部として活かしていこう。上を目指してがんばっていこう」という話を受け、気持ちをセンバツモードに切り替えていた選手たち。グラウンド掃除から始まったこの日の練習でも、合間に取材・写真撮影が入る中にあっても淡々と、かつ活気をもって1つ1つのメニューに取り組んだ。
また、特に目についたのは各選手の仕上がりの早さ。走塁練習やシートバッティングでは2014年に都市対抗初出場で1勝をあげた松山フェニックスの松井 佑二・外部コーチ(高知高校OB)から「ストレートの質を向上させる投げ方を学んでいる」エース・中屋 友那(2年)をはじめ投手陣が次々と登板。打者陣と実戦感覚を養いつつ、勝負モードに入っていた。
こうして主将の島内 優成(しまのうち・ゆうせい)捕手(2年)も話す「もらったチャンスを活かし、四国代表として一戦必勝」へ一歩ずつ、着実に歩を進めている高知。和田 恋(読売ジャイアンツ)を主将にベスト4まで走攻守にスキなくベスト4まで勝ち上がった5年前に迫るために、彼らは映画「フィールド・オブ・ドリームス」を思わせる風光明媚なグラウンドで、夢を「飛躍」という二文字に変える準備を進める。
【戦歴・選手名鑑】 高知