マニー・ラミレスと対戦する可能性がある3人の高卒投手とは?
伊藤翔(横芝敬愛)
マニー・ラミレスと対戦する可能性がある3人の高卒投手とは?
ボストン・レッドソックスなどで活躍したMLB通算555本塁打のマニー・ラミレス選手が高知ファイティングドッグスに入団する。まさにレジェンド級のラミレスが日本の独立リーグに入団するというのは全く想像できなかった事態だ。
開幕後は、四国アイランドリーグが盛り上がることは間違いない。そして、今回注目したいのは、ラミレスと対戦する可能性がある高卒投手。今年の新人選手には、北海道出身の最速145キロを誇る右腕・田辺正尊投手(函館工)や、最後の夏は3回戦敗退で終わったが、潜在能力の高さを評価されて香川オリーブガイナーズから指名を受けた藤原龍海投手(神戸第一)。そして最速147キロ右腕・横芝敬愛 伊藤翔投手(横芝敬愛)が徳島インディゴソックスから指名されたが、中でも注目なのが伊藤だ。
最後の夏は、千葉明徳戦で逆転サヨナラ負けを喫したが、9回裏までリードする展開に持ち込んだ。威力ある速球に加え、縦横のスライダーで翻弄する伊藤の投球は、高く評価されており、今後のNPB入りに期待がかかる。
自分の実力以上の相手と対戦することで得られるものは非常に多い。伊藤にとってはレベルアップする場としてはまたとないチャンスとなった。
伊藤が所属する徳島インディゴソックスは、昨年のドラフトで福永 春吾、木下 雄介が指名を受け、新エースの台頭が不可欠である。高卒1年目の伊藤がその役割を担い、早くもラミレスとの対戦が実現するか楽しみである。