四国IL・徳島インディゴソックスの投手陣は今年もスゴい!ドラフト候補・工藤泰成は自己最速153キロ!川口冬弥は7試合で防御率「0.00」!早くも150キロ越え連発で存在感見せる!
最速153キロ右腕・工藤 泰成投手(明桜-東京国際大)
四国アイランドリーグplus・徳島ISは5月3日にむつみスタジアムで行われる香川OGとの公式戦で「徳島県民応援デー」を開催。徳島県在住の観客は全員無料となるこの試合で、多くの地元ファンの声援を背に勝利を目指す。
13試合を終えて9勝3敗1分と首位をひた走る徳島は、投手陣が早くも150キロ越えを連発。12年連続ドラフト指名を目指す「育成最強球団」で、NPBを夢見る選手たちの躍動が止まらない。
東京国際大から入団した工藤 泰成投手(明桜-東京国際大)は、公式戦デビューとなった4月13日の高知FD戦で1回2奪三振の好投。その後も、4月23日の香川OG戦で自己最速タイとなる153キロのストレートを投じ、5回4奪三振と持ち味を発揮した。岡本 哲司監督も、「先発を経験することで、短いイニングで投げても能力が出せる」と適性を見極めながらの起用で、工藤の成長を促している。大学時代からドラフト候補として注目された右腕だけに、今後の投球にも注目が集まる。
同じく新加入の川口 冬弥投手(東海大菅生-城西国際大-ハナマウイ)も4月23日の香川OG戦で150キロを計測した。187センチ86キロの恵まれた体格を活かし、最速153キロの直球とキレのあるフォークで相手打者を圧倒。ここまで7試合で失点を許しておらず、被安打2で防御率は無傷の「0.00」。圧巻の投球でこちらもアピールが続いている。
最速148キロ右腕の中込 陽翔投手(山梨学院-山梨学院大)もチームトップタイの9試合に登板して防御率1.38と結果を残している。徳島加入後にサイドへとフォームを変え、奪三振もチームトップの20個を記録。球速以上の威力を感じさせる投球は、巨人の大勢投手(西脇工-関西国際大)や近藤 大亮投手(浪速-大阪商業大-パナソニック)を彷彿とさせる。
その他にも白川 恵翔投手(池田)が防御率1.50でリーグトップタイの3勝あげる活躍。5年目を迎えた「徳島のエース」は開幕戦で151キロを計測し、NPBスカウト6球団が見守る中で快投を見せていた。開幕戦後の取材では、「今までタイトルを取ったことが無いので、今年は奪三振、防御率、勝利のタイトルを狙いたい」と意気込んでいる。新加入の選手たちに負けじと、結果で投手陣を牽引する活躍に今後も期待だ。
地元のファンが多く集まるイベントで勝利を届けることが出来るのか。好投が続く投手陣から目が離せない。
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