【動画】作新学院のスーパー1年生がベール脱ぐ 中学軟式の逸材・森木大智と比較すると
21日から開幕する春季関東大会。2022年は栃木県での開催となったが、この春を制したのは名門・作新学院。4日に行われた佐野日大との決勝戦では、5対2というスコアで制したが、この試合で先発のマウンドに上がったのが1年生・小川哲平投手だった。
日光市立落合中時代から、最速144キロ右腕として注目が集まっていた逸材だが、この試合で公式戦デビュー。5回を投げて、2安打2奪三振2四球無失点、最速143キロ計測と堂々たる内容で、優勝に貢献した。
阪神・森木大智投手(高知高出身)に憧れて、中学軟式の道に進み、中学3年間を過ごして成長してきた。森木の公式戦デビューは2019年5月3日、四国大会の高松商戦。わずか1日違いと何かの縁すら感じさせるが、森木はその試合で2回3安打1奪三振1失点、最速145キロをマーク。デビュー戦の内容は遜色ない内容といってもいいだろう。
21日からの関東大会でも登板機会はあるのか。ベンチ入りを含めて、栃木のスーパー1年生に注目したい。
<森木大智>
公式戦デビュー:2019年5月3日
2回 最速145キロ
被安打3、奪三振1、四死球0、失点1
<小川哲平>
公式戦デビュー:2022年5月4日
5回 最速143キロ
被安打2、奪三振2、四死球2、失点0