進藤 天選手 (山梨学院)

進藤 天

球歴:山梨学院

都道府県:山梨

ポジション:内野手, 遊擊手

投打:右 / 右

身長:172.0 cm

体重:71.0 kg

学年:卒業

まるで坂本勇人のような大型遊撃手

 今年の山梨学院(山梨)を攻守で支える選手がいる。背番号6の2番打者・進藤 天内野手(2年)。秋季関東大会決勝では1発を含む3安打でチームの優勝に大きく貢献した。千葉の好投手として呼び声高かった専大松戸平野 大地投手(2年)からも、左翼芝生席へのソロを放ってみせた。  1年秋から遊撃手のレギュラーを獲得。昨年の秋季関東大会から2番遊撃手として打率.357をマークするなど活躍していた。今年のセンバツこそ8番で無安打に終わったが、春季大会から再び2番に戻り、この秋の関東大会では打率4割をマーク。大事な準決勝、決勝の2試合では9打数5安打と大当たりだった。  打席での構えはごく普通だが、トップを作った際のシルエットが、巨人・坂本 勇人内野手(光星学院出身)にそっくり。グリップの位置が高く、左足を上げる仕草が似ている。決勝戦の3安打は、1本目が内角への、ややシュート気味の直球をおっつけるように中前へ運び、2本目は外角ギリギリのスライダーを逆らわずに右前へ。そして3本目は、平野の真ん中に入ってきた甘いスライダーを見逃さず、左翼ポール際へソロを放って見せた。初球に大きなカーブを見せられた後の2球目のスライダーでも自分の打撃を崩されることなくスイングできていた。流行のフルスイングではなく、コンパクトに鋭く振るイメージだが、そのインパクトが強いのか、飛距離を稼げている。  守備では、1年生からレギュラーを奪っただけあって、安定感は抜群。大柄ながらフットワークも機敏で、バウンドの合わせ方、握り替え、スローイングと流れるように処理している。  兄・進藤 中さんは袋井(静岡)の捕手として活躍。3年時には主将を務め、夏の静岡県大会で準優勝している。  時間がたてば自然と長打力も身につきそうで、将来性は高いとみる。明治神宮大会の舞台でどこまで羽ばたけるか注目したい。
更新日時:2022.11.15

1 Comment

  1. 二村正春

    2024-03-20 at 12:10 PM

    二村君頑張って下さい💪同じ名字で同じ出身地です😁力の限り悔いの無いように応援しています😄

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