松本 凌人選手 (神戸国際大付-名城大)
短評
観戦レポートより抜粋(2019年5月26日) 神戸国際大附の先発・松本 凌人は春の地区予選よりも格段に平均球速が上がっていた。立ち上がりから常時138キロ~143キロを計測し、初回には140キロ以上を10球計測。松本は1年冬から青木監督の勧めで、サイドスローに転向。昨秋まで130キロ台だったが、この冬、食トレやウエイトトレーニングに着手。下半身のスクワットでは270キロを持ち上げるまでのパワーを身に付け、高校生の右サイドながらコンスタントに140キロを投げられる馬力を身に付けた。 さらに120キロ台中盤のスライダー、シンカー気味に落ちていく120キロ台中盤のスプリットを織り交ぜ、5回まで2失点の力投。5回になると、ストレートの球速が130キロ後半に落ちており、松本は「まだスタミナが課題です」と反省。常に全力投球をしているので、うまく抜きどころを覚え、要所で力を入れる投球術を実践できるようになると、よいだろう。
更新日時:2019.05.28