土田 龍空選手 (近江)

土田 龍空

球歴:近江

都道府県:滋賀

ポジション:遊擊手

投打:右 / 左

身長:179.0 cm

体重:77.0 kg

学年:卒業

短評

 試合レポートから抜粋 その中でも一際目を引いたのは1年生ショート・土田龍空の守備である。  多賀章仁監督は「身体能力が素晴らしい。入学した時、守備を見て、すぐにレギュラーで使おうと思いました。うちにはプロ入りした植田海(阪神)がいますが、植田よりもワンランク上」と絶賛するほどだ。 本人は「持ち替え、守備範囲、一歩目の速さには自信あります」とショートに必要なスキルを自信あると答えるように、出足から違う。前の打球に対しては簡単に追いつき、さらには、センターへ抜けそうな打球に対しては、シングルハンドで追いつくなど、スピードが違う。  守れると攻撃にリズムが出てくる。近江は8回表に反撃開始。瀬川純希(3年)の2ラン本塁打を放ち、2番木村 龍之介(3年)の適時打で追いつくと、打席に立ったのは土田。カーブを振り抜いた打球は勝ち越しの適時二塁打をなり、その後、中大表明した北村恵吾(3年)の適時打で5対3とした。その後、本塁打で1点差に迫られたが、9回表にも9番瀬川の適時打で1点を追加して、6対4と再び2点差とした。  そして9回裏二死。再び土田のもとに打球が襲う。土田の手前で大きくバウンドした打球を捕球。アウトにならなかったが、観客はざわついた。多賀監督も「アウトにはならなかったのですが、あのプレーはすごかった。教えてできるものではないですし、あれはセンスですね…」と絶賛するプレーに、土田は「バウンドする打球に対しては、同バウンドするのか、そのラインを予測してグラブを出します」というが、簡単な技術ではない。やはり天性のものがあるのだろう。  近江は3投手のリレーで逆転勝利で準々決勝進出を決めた。土田は「まだ3年生たちと一緒にプレーできてよかったですし、今も秋の大会の途中ですけど、打撃の調子を落としていたので、この結果を機に調子を挙げていきたいです」と国体後の県大会も見据えている。  多くの方を驚かせたスーパー1年生・土田。ショートを始めたのは中学2年生とまだ経験は浅い。 「自分はあまり緊張しない」という強心臓のショートストップはどんなプレーを表現するのか、次の日大三戦も見逃せない。
更新日時:2018.11.30

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