寺西 成騎選手 (星稜-日本体育大)

寺西 成騎

球歴:星稜-日本体育大

都道府県:石川

ポジション:投手

投打:右 / 右

身長:186.0 cm

体重:85 kg

短評

観戦レポートより抜粋(2018年8月5日) 最終回の1イニングだけ投げた寺西 成騎(1年)は186センチの長身を生かした力の投球で最速が143キロを計測した。速ければそれでよしということではないが、スピードは変化球を生かす第一要素でもある。
更新日時:2018.08.14

寸評

中学時代は侍ジャパンU-15代表を経験。兄・寺西 建は甲子園を経験し、大型スラッガーとして騒がれていた選手だ。中学時代から軟式ナンバーワン右腕と騒がれた寺西が甲子園でベールを脱いだ。    右オーバーから投げ込む直球は常時130キロ後半~143キロを計測。回転数が高く、角度のあるストレートは絶品で、高校1年生のレベルを超えている。129キロ前後のスライダーの切れも良い。  (投球フォーム)  驚かされたのが、投球フォームの良さだ。186センチ76キロとこれほどの大型ながら、下半身主導のフォームができる点。走者がいなくてもセットポジションから始動し、左足を回しこむように上げていきながら、右足の膝を曲げていきながらバランスよく立つ。左足を遊撃方向へ送り込んでいきながら、重心を下げていき、横移動がうまく、歩幅を広げて着地を行う。テークバックを見ると内回りの旋回をしていきながら、トップを作る。その回旋がスムーズで、しっかりと胸を張っているのを見ると胸郭の柔軟性があり、使い方がうまい。そして加速に入ってからの腕の振りも素晴らしく、投手としての土台の良さは奥川恭伸を上回るのではないだろうか。
更新日時:2018.08.05

将来の可能性

 1年生離れした実力を持っており、特に投手としてのフォームの良さはさすが逸材と呼ぶべきものがある。このまま下半身を中心にじっくりと体を大きくして、さらに体の切れが増せば、2年生のころには、150キロに到達していてもおかしくない。それだけ楽しみな逸材だった。
更新日時:2018.08.05

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