高島 大輝選手 (滝川第二)
寸評
俊足集団・滝川第二を引っ張る俊足選手。近畿大会・智辯和歌山戦ではランニングホームラン。タイムは14秒91と驚異的なタイムを計測している。中学時代は侍ジャパンU-15代表として活躍を見せた。 (打撃) スタンスはスクエアスタンス。グリップは肩の位置に置いてバットを立てて構えている。力みのない構えができており、筋の良さを実感させる。投手の足が下りたところから始動を仕掛けていきながら、右足を回しこむようにしてあげていきながらタイミングを測る。捕手側方向へ引いていきながら。トップを形成。肩口から振り出すので、無駄がなく、的確にボールを捉えることができる選手だ。踏み込んだ足をしっかりと踏ん張って、軸をぶれることなく、外角へ流し打ち返す巧さがあれば、変化球を打ち返す巧さもある。 (走塁・守備) 塁間タイムは4.00秒となかなかの俊足。ランニングホームランでは、14秒91を計測。ベースランニングは14秒台で走ると俊足といわれている。それを考えると、かなりの数値といえるだろう。 外野守備を見ると、打球反応は良く、落下地点に入るまでも速い。肩の強さは標準以上で強豪校の外野手として高いレベルにある選手といえるだろう。
更新日時:2018.06.24
将来の可能性
高卒プロというタイプでは走攻守三拍子が取れた外野手であり、強豪大学でも十分続けていける基礎能力の高さはある。気持ちも強く、ここぞという場面で結果を残せる勝負強さも頼もしい。最後の夏は激戦区の東兵庫を勝ち抜くためにこれからも走攻守でチームを引っ張る。
更新日時:2018.06.24