今里 凌選手 (専大松戸)

今里 凌

球歴:専大松戸

都道府県:千葉

ポジション:一塁手, 投手

投打:左 / 左

身長:183.0 cm

体重:75.0 kg

学年:卒業

寸評

今年の千葉県を代表する左のスラッガー。勝負強さを発揮し、千葉県大会では8打点を記録した。全国的に見ても打者としてのポテンシャルの高さ、技術は全国レベルのものがある。 (打撃) とにかくため息が出るような美しいフォロースルーが特徴のスラッガー。構えを見るとスクエアスタンス。バットを立てて構えている。また今里は西川愛也花咲徳栄-埼玉西武)の打撃フォームを参考にしているように、1つずつのルーティンは似ているところがある。  投手の足が下りたところから始動を仕掛けていき、脚を回しこんであげていく。始動の仕掛けはやや早く、トップの立ち遅れを防ぐ狙いが見える。トップの動きを見ていくと捕手側方向へ引いていきながらバックスイングを取る。後ろに入りすぎることなく、インパクトまで無駄のないスイング軌道でボールを捉えることができており、しっかりとコンタクトできた時は非常に速い打球を打てるが、どうもミスショットが多い。腰もきれいに回転できており、無駄な力が入っていない良いスイングなのだが、非常にもったいない打撃をしている。    ミスショットをなくし、ボールを捉える確率を高めていけばもっと長打、安打を打てる打者になれるだろう。 (守備)  一塁守備を見るとグラブ捌きは良く、さらにバウンドに対する反応や一歩目に対する反応は良く、非常に鍛えられている。ドラフト候補としてみると一塁専門なのは物足りなさが感じるかもしれないが、高校生の一塁手としてはレベルが高い選手である。  もともと中学時代は投手。この春は練習試合で登板していたということもあり、肩は悪くないので、高いレベルを目指すには外野手も目指したほうが良いが、現時点では一塁手のスペシャリストとなってほしい。
更新日時:2018.05.17

将来の可能性

アベレージヒッター型の一塁手で、脚も突出して速いわけではないので、現時点では大学経由タイプだが、まだミスショットが多く、夏までに高確率でボールを捉えることができて、本塁打も量産体制に入ると、面白い存在だろう。  本人は勝負強さ、アベレージを求めているが、そういうスタイルの中でも今よりも長打を打てる打者になってくれることを期待したい。
更新日時:2018.05.17

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